どんな距離からでもどんなライからでもグリーンを狙える! 10代目のパワートルネード、『UFO』飛来!
text by Kazuhiro Koyama
配信日時: 2019年9月13日 15時00分
生まれ変わった20年目の『パワートルネード』
初代『パワートルネード』が登場してから、今年でちょうど20年。1999年当時は、ユーティリティというクラブの存在が一般的ではなく、『パワートルネード』は、リョービ『ビガロスメディア』などと並んで、ウッド型ユーティリティのパイオニア的な存在だ。
海外の主要メーカーが、このカテゴリーのクラブを発売するのはそれよりもずっと後のことで、ボールが上がりやすく、やさしく距離が稼げるユーティリティを世界に先駆けて定着させたのは、『パワートルネード』の功績だと言えるだろう。
20周年記念モデルとなる『UFO』は、そんな初代モデルから受け継がれるコンセプトを継承しつつ、さらにやさしく、ボールがつかまる、“深”重心&重心角“大”を実現している。
その性能を実現する3つのテクノロジーが、【ユニバーサルウイング】、【ファルコンシャフト】、【オペレートソール】だ。それぞれの頭文字をとると、すなわち『UFO』になる。
8月初旬、発売に先駆けて行った試打取材では、テスターとして参加した谷口拓也プロが、発売前の『UFO』をなんとMyクラブとして持参していた。谷口プロは、契約等があるわけではなく、実際に試した『UFO』に惹かれたため、自身でも扱えるようにハードなシャフトを装着したという。本来は、アマチュア向けのやさしいクラブだが、クラブに精通する谷口プロが選ぶほど、基本性能に優れているのが『UFO』だ。
「三角形の形状は構えやすいし、ヘッド後方に張り出した【ユニバーサルウイング】もやさしい感じを受けます。弾き感のある打感も気持ちいいし、実際に風に強いボールになります」
と谷口プロは言う。プロはロフト角15度の「#33」を2番アイアンの代わりに入れることを検討しているという。クリークよりも短く、扱いやすいと高評価している。
「三角形の形状は構えやすいし、ヘッド後方に張り出した【ユニバーサルウイング】もやさしい感じを受けます。弾き感のある打感も気持ちいいし、実際に風に強いボールになります」
と谷口プロは言う。プロはロフト角15度の「#33」を2番アイアンの代わりに入れることを検討しているという。クリークよりも短く、扱いやすいと高評価している。