無冠の大器、塚田陽亮をメジャー制覇に導いたNEW スリクソン Zシリーズの秘密
『ツアー選手権』で逆転勝利を挙げ、悲願の初優勝をメジャー制覇で飾った塚田陽亮。優勝スコアは2アンダー。青木功JGTO会長が「このコースを制することができた選手は世界でもプレーできる」と仕上げた難セッティングで勝負を分けたのは、今季から新たに使用するクラブへの信頼だった…
配信日時: 2016年7月27日 08時30分
スリクソンの代名詞“プロが求める狙える弾道”の追求は不変
NEW スリクソン Zシリーズは前モデルよりも投影面積を大きくするなど、全体的にやさしさ、許容性を高めており、ターゲット層を広げているが、スリクソンらしい“狙える弾道”の追求へかける情熱は変わらない。
コンセプトテーマ“Ripple Effect(波及効果)”のもと、“パワーウェーブソール”“ストレッチフレックス・カップフェース”“ライトウェイトクラウン”といった新技術を採用し、スリクソンのターゲットであるアスリートゴルファーが求める“セカンドでピンを狙える飛距離性能”“思いっきり振り抜いてもバラつかない弾道”を実現している。
また“機能の見える化”への転換も大きな変化だ。近年のドライバーは一昨年から流行り始め、いまや多くのメーカーが採用している「ソール溝」や、キャロウェイやピン、テーラーメイドら海外ブランドが提唱する「空力クラウン(orソール)」などの機能をダイレクトにユーザーに訴えつつ、差別化を図るのがトレンドとなっているが、ダンロップはスリクソン、ゼクシオともにその流れに加わっていなかった。
だが、NEW スリクソン Zシリーズはソールに複数の段差をつけた特徴的な波型ソール=“パワーウェーブソール”で、たわんで飛ばすイメージを連想させる設計に変化。同ソールではフェース下部でも大きなたわみを生み出せるようになり、フェース下目でヒットした場合でも反発性能が向上。加えてゼクシオでも採用するカップフェースをより上級者の打点に合わせて開発した“ストレッチフレックス・カップフェース”で反発エリアを拡大させ、オフセンター打点での飛距離ロスを軽減。さらに塚田のようにスピン量に悩むゴルファーへ向けて、軽量化した余剰重量を最適配分した“ライトウエイトクラウン”で低重心化を図り、吹けあがらない弾道を生み出している。
「『565』と『765』を比べると、前者は安心感があり、左右の慣性モーメントも大きくよりミスヒットに寛容なモデル。後者はスリクソンらしい洋ナシ形状で左へのミスを怖がらずに叩いていける雰囲気があり、アスリートが求める操作性を持ち合わせています。コンセプトはともに変わりません。一発の飛びではなく、ツアープロが認める飛距離性能、方向性をあわせ持つ“狙える弾道”が第一。スリクソンブランドの“ツアープロがシビアな場面で勝負できるものを生み出す”という理念は変わりません。私はクラブ開発面でプロを支援している立場ですから、やはり男子プロには“スリクソンを使って欲しい”との思いが強いです。塚田プロの優勝は本当に嬉しいですよ(杉本)」
コンセプトテーマ“Ripple Effect(波及効果)”のもと、“パワーウェーブソール”“ストレッチフレックス・カップフェース”“ライトウェイトクラウン”といった新技術を採用し、スリクソンのターゲットであるアスリートゴルファーが求める“セカンドでピンを狙える飛距離性能”“思いっきり振り抜いてもバラつかない弾道”を実現している。
また“機能の見える化”への転換も大きな変化だ。近年のドライバーは一昨年から流行り始め、いまや多くのメーカーが採用している「ソール溝」や、キャロウェイやピン、テーラーメイドら海外ブランドが提唱する「空力クラウン(orソール)」などの機能をダイレクトにユーザーに訴えつつ、差別化を図るのがトレンドとなっているが、ダンロップはスリクソン、ゼクシオともにその流れに加わっていなかった。
だが、NEW スリクソン Zシリーズはソールに複数の段差をつけた特徴的な波型ソール=“パワーウェーブソール”で、たわんで飛ばすイメージを連想させる設計に変化。同ソールではフェース下部でも大きなたわみを生み出せるようになり、フェース下目でヒットした場合でも反発性能が向上。加えてゼクシオでも採用するカップフェースをより上級者の打点に合わせて開発した“ストレッチフレックス・カップフェース”で反発エリアを拡大させ、オフセンター打点での飛距離ロスを軽減。さらに塚田のようにスピン量に悩むゴルファーへ向けて、軽量化した余剰重量を最適配分した“ライトウエイトクラウン”で低重心化を図り、吹けあがらない弾道を生み出している。
「『565』と『765』を比べると、前者は安心感があり、左右の慣性モーメントも大きくよりミスヒットに寛容なモデル。後者はスリクソンらしい洋ナシ形状で左へのミスを怖がらずに叩いていける雰囲気があり、アスリートが求める操作性を持ち合わせています。コンセプトはともに変わりません。一発の飛びではなく、ツアープロが認める飛距離性能、方向性をあわせ持つ“狙える弾道”が第一。スリクソンブランドの“ツアープロがシビアな場面で勝負できるものを生み出す”という理念は変わりません。私はクラブ開発面でプロを支援している立場ですから、やはり男子プロには“スリクソンを使って欲しい”との思いが強いです。塚田プロの優勝は本当に嬉しいですよ(杉本)」