ツアー現場で発見したネタ【ミズノの軟鉄鍛造の謎のキャビティ】
ツアー現場で発見したネタ【ミズノの軟鉄鍛造の謎のキャビティ】
配信日時: 2017年5月25日 06時37分
JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部で開催される「ミズノオープン〜全英への道〜」の練習日に、ミズノ契約プロが一堂に会して、新クラブのテストを行った。
前回のレポートにあったように取材班がまず発見したのは、「MPシリーズ」のような軟鉄鍛造のマッスルバックアイアン。何もブランドロゴがなくミズノのランバードマークが入ったアイアンは、非常に小型ヘッドでシャープな顔を備えているツアーモデルだった。試打したプロたちは一応に絶賛していた様子だ。
「このモデルは、すごくシンプルでコンパクトになって、ある意味懐かしい感じがします。バックフェースが肉厚なせいか、打感がさらにソフトで良くなった感触があります。素材、製法含め、ミズノのブレードアイアンの良さが詰まっていますね」(手嶋多一)
「小ぶりでシャープな形状で、構えた時は難しいと思いましたが、打つとロングアイアンでも球がすごく上がりやすく、驚きました。アイアンショットは好きで、今も3番から入れていますが、ここまで高さが出ると、このモデルも使ってみたいですね」(小鯛竜也)
「第一印象は、よくここまでシンプルにしましたね(笑) シンプル。シンプルが故に、自分のやりたい球の操作が、今まで以上に手に取るように感じながらできる事が、再発見。もちろん打感は申し分なし。手に伝わる感触と、弾道のイメージが、自分のフィーリングとしっかりと一致します。スピンコントロールも利きますから、自分としてはとても助かるクラブ。相変わらずミズノらしい妥協のないクラブ作りですよね」(武藤俊憲)
今回驚きだったのは、マッスルバックと同様にネックに「GF FORGED HD」と記されたハーフキャビティモデルもラインナップされていたこと。ミズノ特有の「グレインフローフォージド(GRAIN FLOW FORGED)製法」で製造され、軟鉄鍛造で作られたモデルだろう。鍛流線と言われる金属組織の流れがフェースからネックにかけて途切れないため、最高の打感が得られる設計を踏襲。また、ウェイトなどがバックフェースやソール側に配置されており、軟鉄鍛造モデルでも重心を低くして球の上がりやすさを確保している。新モデルを試打した桑原克典は以下のように語ってくれた。
「キャビティタイプの方は、今時のハーフキャビティというか、オートマチック感のあるモデルだと思いますね。ミズノらしく打感がいいのはもちろんですが、オートマチックに打てるやさしさを感じましたね」(桑原克典)
打感が軟らかくてやさしさも備える新アイアンこそ、多くのアマチュアゴルファーに受け入れられそうだ。ただ、ミズノ側に、このマッスルバックとハーフキャビティは「MPシリーズ」なのか? 新シリーズなのか? を聞いても「秘密です」との回答。謎が増すばかりのこの軟鉄鍛造モデルの続報をアルバネットではさらにお伝えしていきたい。乞うご期待を。
前回のレポートにあったように取材班がまず発見したのは、「MPシリーズ」のような軟鉄鍛造のマッスルバックアイアン。何もブランドロゴがなくミズノのランバードマークが入ったアイアンは、非常に小型ヘッドでシャープな顔を備えているツアーモデルだった。試打したプロたちは一応に絶賛していた様子だ。
「このモデルは、すごくシンプルでコンパクトになって、ある意味懐かしい感じがします。バックフェースが肉厚なせいか、打感がさらにソフトで良くなった感触があります。素材、製法含め、ミズノのブレードアイアンの良さが詰まっていますね」(手嶋多一)
「小ぶりでシャープな形状で、構えた時は難しいと思いましたが、打つとロングアイアンでも球がすごく上がりやすく、驚きました。アイアンショットは好きで、今も3番から入れていますが、ここまで高さが出ると、このモデルも使ってみたいですね」(小鯛竜也)
「第一印象は、よくここまでシンプルにしましたね(笑) シンプル。シンプルが故に、自分のやりたい球の操作が、今まで以上に手に取るように感じながらできる事が、再発見。もちろん打感は申し分なし。手に伝わる感触と、弾道のイメージが、自分のフィーリングとしっかりと一致します。スピンコントロールも利きますから、自分としてはとても助かるクラブ。相変わらずミズノらしい妥協のないクラブ作りですよね」(武藤俊憲)
今回驚きだったのは、マッスルバックと同様にネックに「GF FORGED HD」と記されたハーフキャビティモデルもラインナップされていたこと。ミズノ特有の「グレインフローフォージド(GRAIN FLOW FORGED)製法」で製造され、軟鉄鍛造で作られたモデルだろう。鍛流線と言われる金属組織の流れがフェースからネックにかけて途切れないため、最高の打感が得られる設計を踏襲。また、ウェイトなどがバックフェースやソール側に配置されており、軟鉄鍛造モデルでも重心を低くして球の上がりやすさを確保している。新モデルを試打した桑原克典は以下のように語ってくれた。
「キャビティタイプの方は、今時のハーフキャビティというか、オートマチック感のあるモデルだと思いますね。ミズノらしく打感がいいのはもちろんですが、オートマチックに打てるやさしさを感じましたね」(桑原克典)
打感が軟らかくてやさしさも備える新アイアンこそ、多くのアマチュアゴルファーに受け入れられそうだ。ただ、ミズノ側に、このマッスルバックとハーフキャビティは「MPシリーズ」なのか? 新シリーズなのか? を聞いても「秘密です」との回答。謎が増すばかりのこの軟鉄鍛造モデルの続報をアルバネットではさらにお伝えしていきたい。乞うご期待を。