<シェブロン選手権 事前情報◇22日◇メモリアル・パークGC(テキサス州)◇6811ヤード・パー72>
2週間前に日本ツアー「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」にスポット参戦して5位。翌週の“メジャー前哨戦”に位置づけられるロサンゼルス大会は欠場し、竹田麗央はつかぬ間のオフを日本で過ごした。
地元・熊本に滞在できたのはわずか5日間ほど。だがその期間中には、ある先輩が自宅にやってきた。
同週には「KKT杯バンテリンレディス」が開催されており、自宅から数十分のコースが舞台。そして、ここに出場していた小祝さくらが遊びにきてくれた。「昨年も来てくださったんですけど、その時は私はちょうど(米ツアーで)いなかった。家で会うのは初めて。夜ご飯を2回くらい一緒に食べました。楽しんでくれたようでよかったです」と“おもてなし”。心身をリフレッシュして、メジャー初戦に乗り込んだ。
初出場だった昨年からコースが変更され、同じテキサス州ヒューストンのメモリアル・パークGCが舞台となる。6811ヤードのパー72で、過去最長だった昨年より100ヤード短いが、連日の雨で地面は柔らかく、より長く感じられそうだ。
アウトコースはパー3とパー5がそれぞれ3ホールずつあるのも特徴。そこで首をかしげる。「え。(18ホールで)パー5が5つあるんですか? そうなんだ。全然気づかなかった…」と苦笑い。アウトは練習ラウンドで2度回っていたが、その事実は頭に入っていなかった様子。少し恥ずかしそうにした。
昨年出場した5大メジャーのうち、今大会は59位と下位に沈んだ。「コースが変わって印象もだいぶ変わった。新しい気持ちで臨める。昨年は芝目がきつくて逆目のフェアウェイが難しかったけど、それに比べればそんなに違和感がない」と、1年前よりも攻略のイメージは描けている。
「全米女子オープン」では涙の2位、「AIG女子オープン」(全英)は4位と、昨年もメジャーでしっかりと結果を残してきた。「メジャーで優勝したいという気持ちはある。でも、気持ちが強すぎてもプレーにいい影響はないと思う。しっかり落ち着いてプレーすることが大事」。静かに闘志を燃やす。(文・笠井あかり)

