<KPMG全米女子プロゴルフ選手権 最終日◇23日◇サハリーCC(米ワシントン州)◇6731ヤード・パー72>
メジャー2勝目は果たせなかった。5打差を追ってスタートした渋野日向子は3バーディ・2ボギー・1ダブルボギーの「73」でスコアを1つ落とし、トータル2アンダーで終戦。7位タイで大会を終えた。
バーディが先行したが、7番で手痛いダブルボギー。8番もボギーとしたところで、優勝は遠のいた。それでも後半は耐え続けて1アンダーにまとめた。ホールアウト後には大会を放送するWOWOWのインタビューに答え、「もう少しできたなと思う瞬間が多かった。悔しいです」と1日を振り返った。
初日から好プレーを続け、崩れることなく4日間を戦い抜いた。これで3週前の「全米女子オープン」2位に続くメジャー2大会連続のトップ10。「まだ伸びしろはあるなと思った」と課題も感じながら、同時に自信も深めてシーズンの残りに向かう。
次週のペア戦は勝みなみと組んで出場。そして、7月の「アムンディ エビアン選手権」、8月の「AIG女子オープン」(全英)とメジャーはまだ2大会を残す。2019年の快挙以来となるメジャー制覇は、すぐ目の前に見えている。