世界一の再現性!フランチェスコ・モリナリのインパクトまで“タメなしダウン”
一流選手の連続写真から本当にアマチュアが学べるポイントだけを、プロコーチのパイオニア内藤雄士がクローズアップして解説。マシーンのような再現性を誇るモリナリのスイングをひも解く(ALBA760号掲載)。
配信日時: 2019年2月21日 23時00分
タメがなくても飛ばすコツ!左ヒザを送って上体を深〜く回す
日本のオジサンが真似できる!
「もちろん体は鍛えていると思いますが、モリナリはオジサン体型ですし(笑)、若いマキロイ世代のような筋肉ムキムキのアスリートではないので、日本のオジサンに真似してほしいスイングです。
参考になるのはテークバックからトップまでの動き。マキロイは左足をピッタリ地面につけて、左ヒザを動かさない状態で、トップまで上半身を深く捻転する。これは体の強さと柔らかさを兼ね備えたスーパーアスリートにしかできません。
一方のモリナリは少し左足を浮かし、左ヒザを送るような動きを使いながら上半身を捻転しやすくしている。
あまり大きく左足が動くのは良くないのですが、上半身を回すためには多少、左足を送ったほうが回りやすくなります。
脱力系スイングでも、300ヤードを飛ばせるのはこの“オジサン型の捻転”にヒミツがあります」
解説・内藤雄士(ないとう・ゆうじ)/1969年生まれ。ツアープロコーチの第一人者として丸山茂樹のツアー3勝をサポート。現在はツアープロのコーチングをしながら、PGAツアーの解説者としても活躍。
参考になるのはテークバックからトップまでの動き。マキロイは左足をピッタリ地面につけて、左ヒザを動かさない状態で、トップまで上半身を深く捻転する。これは体の強さと柔らかさを兼ね備えたスーパーアスリートにしかできません。
一方のモリナリは少し左足を浮かし、左ヒザを送るような動きを使いながら上半身を捻転しやすくしている。
あまり大きく左足が動くのは良くないのですが、上半身を回すためには多少、左足を送ったほうが回りやすくなります。
脱力系スイングでも、300ヤードを飛ばせるのはこの“オジサン型の捻転”にヒミツがあります」
解説・内藤雄士(ないとう・ゆうじ)/1969年生まれ。ツアープロコーチの第一人者として丸山茂樹のツアー3勝をサポート。現在はツアープロのコーチングをしながら、PGAツアーの解説者としても活躍。