2013年 安定感が増し、プロ初年度で賞金王を獲得
爆発的な飛距離を出せるものの、少し安定性に欠けるように見えた11年のスイングでしたが、13年に安定感が出たように見えます。
11年は初期動作で右にズレる動きがありましたが、13年ではほとんど見えません。左を軸にしたスイングになりましたね。左を軸にすると、ロフト角の変化量も少なくなるのでショットの安定につながります。
アドレスで少し背骨を右に傾けているのもポイント。右に傾けることで切り返し以降、右ヒジと体の距離を近くできる。インサイドからクラブを入れやすく、ドローも打ちやすいスイングになりました。
グリップも、スクエアグリップからウィークグリップに変化。11年のスイングはトルクを強くできる一方で、フェースが返り過ぎるリスクもありました。ウィークグリップにすることで、そのリスクを軽減できています。