「練習場では脱力して打てても、コースに来ると力が入ってしまうもの。そんなときは、目をつぶって普段の10%のスピードでゆっくり素振りをしてヘッドの重みを思い出しましょう」とシニアプロの奥田靖己はいう。脱力して振るための練習法を詳しく聞いた。
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コースで力みまくっている人は、目を閉じて自分のマックスの10分の1くらいのスピード、10%くらいでゆっくり素振りをしてみてください。普段のスイングが2秒かかるとしたら、20秒かけてのゆっくり素振り。嫌でもヘッドの重みを感じて振ることになります。
それができたら今度は50%、70%、最後の仕上げに100%まで上げていく。そうやって段階を踏んで速く振ることで、ヘッドを感じ続けることができる。自分の体がどれだけ速く回っても、ヘッドが来てなかったら意味がないのです。
この素振りではフォローの音にも意識を向けてみましょう。10%では無音、50%では『ブーン』、70%では『ビューン』、そして100%では『ピーン』と、切れ味が出てくると短く高い音に変わります。
そうすれば、女子プロのように脱力してスイングできるようになりますよ。
■奥田靖己
おくだ・せいき/ 1960年生まれ。大阪府出身。多くのプロを育てた高松志門の一番弟子で、独特な理論ながら関西では絶大な人気を誇る。レギュラーツアーでは93年の「日本オープン」を含む通算6勝。シニアツアーでは2勝を挙げている。ユニテックス所属
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