「近しい特性の『M3 460』と『2017M2』は移行に問題なし」(筒)
P編 「正直なところ、左手首を折るかどうかは分からないけど、私も『M4』の方が振りやすいんだよ。重心距離の長さも重心深度の深さも、少し遅れてまったりした『M4』の方がコントロールしやすい。元々超低スピンで曲がりの大きいドローヒッターということも影響しているかもしれないけど…」
筒 「それはあると思いますよ。長岡さんみたいに単純なつかまりだけの議論じゃなくて、『M4』よりも『M3 460』の方が確実に操作性がいいですから。『M4』よりもいろんな弾道を操りやすいし、『M4』よりも低スピンなことにも疑いはないです」
P編 「筒さん、待ってよ。マキロイやローズは『2017M2』から『M3 460』に替えたんだから、『M4』と比べるより、『2017M2』と比べてどうなのか?が大事じゃないの」
筆者 「ちょっと待って、そう聞くと『M4』にはどんな人が合うのか見えなくなってしまいますよ?『2017M2』を購入した人はいっぱいいるはずですが、10gも総重量が重い『M3 460』を買わなきゃいけないなんて、ムリがありませんか?」
「すべてはシャフト次第。純正シャフト比較なら『M4』は『2017M2』より遥かに上がってオートマ」(筒)
筆者 「で?『2017M2』を買った人は特性が近い『M3 460』を買うべきなんですか?重さも違うのに…」
筒 「それはその人が『2017M2』でどんな結果になっているかによります。ベストマッチしているなら購入する必要はないでしょ。でも、【ツイストフェース】が気になる人で、『2017M2』よりも10g重いクラブを振り切れる人なら、『M3 460』を購入するという選択肢は大アリです」
P編 「じゃあ、DJやラームみたいに左手首を折らない人で、『2017M2』を購入した人は?例えば、ちょっと球が低くてつかまらなかった…みたいな人だったらどう答える?」
筒 「う〜ん。つかまりの程度にもよりますが、ボクは迷わず『M4』を薦めます。『M4』の純正シャフトは、『2017M2』よりも動きが大きいですし、ヘッド自体がかなり深重心になってやや重心距離も長くなったので、オートマ感が増しています。なので、『2017M2』よりもはっきりと高弾道でキャリーが伸びる印象です。シャフトのしなり量も大きいので、重心距離がやや長くなったとはいえ、打ち方によっては『2017M2』よりつかまる人も多いと思いますよ。プロみたいに強烈にシャフトに負荷をかけてギリギリまでタメて打つ人じゃない限り、かなり純正シャフトのキックが助けてくれて、ハイストレートのビッグボールが打てると思います」
筒 「はい。純正シャフトを選ぶ人は、トッププロの使用ヘッドと結果を鵜呑みにしないことが大事だと思います。シャフトが変われば結果がまったく違いますから、入念な試打をオススメします」
筆者 「最後に、我々マニアックチームそれぞれが純正シャフト装着モデルで選ぶなら、どれを選ぶか?で締めましょう」
P編 「元々低スピンな私は『M4』!」
筆者 「吹け球野郎なボクは『M3 460』!」
筒 「ボクは、カブト!!」
「ボクはカブト!!」(筒)
筒 「か、帰ります…」
Text/Mikiro Nagaoka