ミズノの2枚看板の一人!クリス・ウッドが語るJPX900シリーズ
10月24日(月)に千葉県内にて、ミズノのJPXシリーズの新モデル『JPX900』の試打発表会が開催されたが、同会場に2016年に欧州チームとしてライダーカップデビューをするなど、注目度を高まっているクリス・ウッドが登場。ミズノスタッフとの関わり、そして新シリーズの魅力を聞いた!
配信日時:2016年10月26日 09時30分
目次 / index
クリス・ウッドのプロフィール&クラブセッティング
1 / 2
2016年シーズンは“ライダーカップルーキー”として知名度を上げたクリス・ウッド。ミズノアンバサダーとして『JPX900シリーズ』を紹介するために来日(撮影:高木昭彦)
1987年11月26日、イングランド出身。欧州ツアー3勝。2008年プロ転向後、2009年『全英オープン』で3位。2016年シーズンは『BMW PGA選手権』で優勝し、欧州代表として初のライダーカップ出場を果たした。世界ランキングは35位(2016年10月24日現在)。
ドライバーショットのデモンストレーションでは310ヤードドライブを記者たちに見せつけたクリス。初来日には浅草の浅草寺に訪れて初めてお寺に参拝して感動したこと、欧州ツアーを主戦場とするだけにさまざまな国に訪れる環境のなかで、その国の食文化を体験することも楽しみにしており、寿司を“今後は”好きになりたいと笑顔を見せた。
クラブセッティングはパター以外はミズノを使用。ウッドは『JPX900シリーズ』に切り替え済だ。
【クリス・ウッドのクラブセッティング】
1W:JPX900ドライバー 8.5度
(MRC Tensei Blue60/TX/45.5インチ)
3W:JPX900フェアウェイウッド 13度
(MRC Tensei Blue60/TX/43インチ)
5W:JPX900フェアウェイウッド 17度
2U:MP-H5アイアン 18度
3-4I:MP-25アイアン
5-PW:MP-5アイアン
AW:T7ウェッジ 49度
AW:T7ウェッジ 55度
SW:T7ウェッジ 59度
⇒『JPX900シリーズ』の性能紹介記事、フォトギャラリーはこちらへ
ドライバーショットのデモンストレーションでは310ヤードドライブを記者たちに見せつけたクリス。初来日には浅草の浅草寺に訪れて初めてお寺に参拝して感動したこと、欧州ツアーを主戦場とするだけにさまざまな国に訪れる環境のなかで、その国の食文化を体験することも楽しみにしており、寿司を“今後は”好きになりたいと笑顔を見せた。
クラブセッティングはパター以外はミズノを使用。ウッドは『JPX900シリーズ』に切り替え済だ。
【クリス・ウッドのクラブセッティング】
1W:JPX900ドライバー 8.5度
(MRC Tensei Blue60/TX/45.5インチ)
3W:JPX900フェアウェイウッド 13度
(MRC Tensei Blue60/TX/43インチ)
5W:JPX900フェアウェイウッド 17度
2U:MP-H5アイアン 18度
3-4I:MP-25アイアン
5-PW:MP-5アイアン
AW:T7ウェッジ 49度
AW:T7ウェッジ 55度
SW:T7ウェッジ 59度
⇒『JPX900シリーズ』の性能紹介記事、フォトギャラリーはこちらへ
“理想のスピン量の実現”と“ホットな弾き感”とても気に入っているよ
---今回のJPX900は前作のJPX850と比べて、どのような印象ですか?
JPX900のドライバーに関しては、一番の開発ポイントはやさしくなったことだと思います。芯を喰わない“バットショット”もフェアウェイに残ってくれたり、飛距離を落とさずに飛んでくれるのは、私がドライバーに求めている要素。それをしっかりと与えてくれる。それはミズノの開発陣に対して、“次回のドライバーにはやさしさを盛り込んで欲しい”とリクエストしていたので、それが反映されたドライバーだと思います。
---ヘッド体積も少し大きくなりましたよね?操作性と飛距離性能については?
ヘッドは今回のほうがクラシックになった印象なので、構えやすさは感じています。操作性に関しては、ソール部分の調整機構が自分の好きな弾道を選ばせてくれるので、ドローボール、フェードボール、弾を高く打ちたい、低く打ちたい…ウエイトを動かすことでこれを叶えてくれるので自分の“ドライバーショットの悪いクセ”を知っていれば、直す方法は見つかるはずですよ。
JPX900のドライバーに関しては、一番の開発ポイントはやさしくなったことだと思います。芯を喰わない“バットショット”もフェアウェイに残ってくれたり、飛距離を落とさずに飛んでくれるのは、私がドライバーに求めている要素。それをしっかりと与えてくれる。それはミズノの開発陣に対して、“次回のドライバーにはやさしさを盛り込んで欲しい”とリクエストしていたので、それが反映されたドライバーだと思います。
---ヘッド体積も少し大きくなりましたよね?操作性と飛距離性能については?
ヘッドは今回のほうがクラシックになった印象なので、構えやすさは感じています。操作性に関しては、ソール部分の調整機構が自分の好きな弾道を選ばせてくれるので、ドローボール、フェードボール、弾を高く打ちたい、低く打ちたい…ウエイトを動かすことでこれを叶えてくれるので自分の“ドライバーショットの悪いクセ”を知っていれば、直す方法は見つかるはずですよ。
---日本でもイギリスでもアマチュアは“1ヤードでも飛ばしたい”“少しでも曲がり幅を抑えたい”とドライバーでゴルフを改善したいと思っていますが、このクラブを薦めたいポイントを…
アマチュアゴルファーに限らず、私と同じプロも含めて、少しでも飛ばしたい、曲がりを抑えたいというにはおっしゃるとおりだと思います。今回のドライバーに関しては、ウエイトを動かすことで“理想のスピン量”を手にして、飛距離を出すという結果を得られることと、僕自身が特に気に入っているところはフェースの弾き感。この弾き感を私は“HOT”と表現しますが、これは飛距離に繋がっているという感覚。先ほどのデモンストレーションの飛距離(310ヤード)は自分にとっても、いままでより飛距離が伸びた結果なのです。私が実感したことをアマチュアの方にも知って欲しいですね。
---日本では“ミズノのクラブって打感がいいよね”と表現され、好むゴルファーは多いですが、クリスさんの印象は?
打感については、まずアイアンからお話しますと、軟鉄鍛造のソフトなフィーリングはすごく好きです。なにより打った瞬間に自分の手にフェードバックをくれる。そういう感覚がミズノのアイアンからは得ることができます。ウッドに関しても…新しいドライバーは芯を喰ったときの球離れの早さをすぐに体感できる部分が気に入っていると打感ですね。
---クリスさんは“球離れがいい”“球持ちがいい”という両面を考えた際には“球離れがいい”ほうが?
確かに人によっては“フェースに球が乗る感覚が好き”だという人もいますが、それはテクニカルな部分でそう感じているかもしれませんが、実際に物理的に早く球が離れたほうが必ず飛距離に繋がる。自分はそれを過去の経験から理解しているので、“球離れがいい”という感覚を感じたいと思っています。
アマチュアゴルファーに限らず、私と同じプロも含めて、少しでも飛ばしたい、曲がりを抑えたいというにはおっしゃるとおりだと思います。今回のドライバーに関しては、ウエイトを動かすことで“理想のスピン量”を手にして、飛距離を出すという結果を得られることと、僕自身が特に気に入っているところはフェースの弾き感。この弾き感を私は“HOT”と表現しますが、これは飛距離に繋がっているという感覚。先ほどのデモンストレーションの飛距離(310ヤード)は自分にとっても、いままでより飛距離が伸びた結果なのです。私が実感したことをアマチュアの方にも知って欲しいですね。
---日本では“ミズノのクラブって打感がいいよね”と表現され、好むゴルファーは多いですが、クリスさんの印象は?
打感については、まずアイアンからお話しますと、軟鉄鍛造のソフトなフィーリングはすごく好きです。なにより打った瞬間に自分の手にフェードバックをくれる。そういう感覚がミズノのアイアンからは得ることができます。ウッドに関しても…新しいドライバーは芯を喰ったときの球離れの早さをすぐに体感できる部分が気に入っていると打感ですね。
---クリスさんは“球離れがいい”“球持ちがいい”という両面を考えた際には“球離れがいい”ほうが?
確かに人によっては“フェースに球が乗る感覚が好き”だという人もいますが、それはテクニカルな部分でそう感じているかもしれませんが、実際に物理的に早く球が離れたほうが必ず飛距離に繋がる。自分はそれを過去の経験から理解しているので、“球離れがいい”という感覚を感じたいと思っています。