ブリヂストンスポーツの『TOUR B XS』ってどんなボール?
ロマン派ゴルフ作家、ゴルフエッセイスト、ヴィクトリアゴルフのショップ店員、ALBA編集部のギア担当など、専門家が話題のギアをズバッと解説!
配信日時: 2020年4月10日 08時00分
「ドロー打ちにピッタリのツアーボール!」 by ヴィクトリアゴルフ新宿店・永井聡
ヴィクトリアゴルフ新宿店・永井です。ブリヂストンスポーツ『TOUR B XS ボール』の印象をお伝えします。
『TOUR B XS ボール』は、ブリヂストンスポーツのツアーボールです。タイガー・ウッズの使用球として、世界中で支持されています。2020年2月21日に、モデルチェンジをした二代目になる『TOUR B XS ボール』が発売されました。
新しい『TOUR B XS ボール』は、マイナーチェンジということではなく、フルモデルチェンジというぐらいに進化したそうです。
まず、見た目での変化があります。ディンプルの中に小さなディンプルがある「デュアルディンプル」が目立たなくなったのです。初代の『TOUR B XS ボール』は、ハッキリと二重にディンプルが見えて、それが違和感があるということで、使用ボールにしなかったゴルファーもいたのです。これはプラス要素です。
初代の『TOUR B XS ボール』でも採用されていた表面が滑りにくくなっている「スリップレス・バイト・コーティング」も継続されていて、スピンがかかりそうな質感が増した気がします。
内部構造は一新されたということですが、最も変わったのは、ウレタンカバーです。ウレタンに衝撃吸収剤を混ぜることで、今まで不可能だったレベルのよりソフトなインパクトを産むようです。フルショットは中央のコアが飛距離性能を向上させます。それが影響して、ショートゲームでも強いボールが出てしまう現象を解消するために、新しいカバー素材の「次世代 リアクティブ・ウレタンカバー」は機能するのです。
新宿店のお客様は、新しい『TOUR B XS ボール』が発売した途端に、飛びつくように購入しています。情報に敏感なお客様が多いので、タイガーの使用球がモデルチェンジして大きく進化したという点に反応したのだと思われます。
とはいっても、過去にもタイガーのマスターズの復活優勝などで、初代モデルも欠品するほど売れたときがありました。好奇心でテストはしても、使用球として定着するかどうかは、やはり、ボールが高性能であることが必要なのです。
自分で打ってみました。『TOUR B XS ボール』は、流石のツアーボールです。タイガーの使用球だけあって、柔らかいのですが、低スピンになりすぎずに、適量なスピンがかかります。最近のボールは、低スピン性能が勝ちすぎて、ドローボールが持ち球のゴルファーには使いづらいものになっています。ドローボールが持ち球のゴルファーにオススメです。
ショートゲームでも、スピンタイプというだけあって、スピンの効きは上々です。スピンが効くボールは、その副作用で耐久性が悪いという印象があったのですが、『TOUR B XS ボール』は市場でもトップレベルに耐久性が高いのです。新宿店の試打ブースでは、コースボールをお客様に打ってもらっています。耐久性が低いボールは、すぐにダメになってしまいますが、『TOUR B XS ボール』は長持ちなのです。
『TOUR B XS ボール』は、明らかに進化しました。ツアーボールとして、元々合格していましたが、合格だけではなく、全ての項目で満点に近い点数を出せるボールになりました。
『TOUR B XS ボール』は、ブリヂストンスポーツのツアーボールです。タイガー・ウッズの使用球として、世界中で支持されています。2020年2月21日に、モデルチェンジをした二代目になる『TOUR B XS ボール』が発売されました。
新しい『TOUR B XS ボール』は、マイナーチェンジということではなく、フルモデルチェンジというぐらいに進化したそうです。
まず、見た目での変化があります。ディンプルの中に小さなディンプルがある「デュアルディンプル」が目立たなくなったのです。初代の『TOUR B XS ボール』は、ハッキリと二重にディンプルが見えて、それが違和感があるということで、使用ボールにしなかったゴルファーもいたのです。これはプラス要素です。
初代の『TOUR B XS ボール』でも採用されていた表面が滑りにくくなっている「スリップレス・バイト・コーティング」も継続されていて、スピンがかかりそうな質感が増した気がします。
内部構造は一新されたということですが、最も変わったのは、ウレタンカバーです。ウレタンに衝撃吸収剤を混ぜることで、今まで不可能だったレベルのよりソフトなインパクトを産むようです。フルショットは中央のコアが飛距離性能を向上させます。それが影響して、ショートゲームでも強いボールが出てしまう現象を解消するために、新しいカバー素材の「次世代 リアクティブ・ウレタンカバー」は機能するのです。
新宿店のお客様は、新しい『TOUR B XS ボール』が発売した途端に、飛びつくように購入しています。情報に敏感なお客様が多いので、タイガーの使用球がモデルチェンジして大きく進化したという点に反応したのだと思われます。
とはいっても、過去にもタイガーのマスターズの復活優勝などで、初代モデルも欠品するほど売れたときがありました。好奇心でテストはしても、使用球として定着するかどうかは、やはり、ボールが高性能であることが必要なのです。
自分で打ってみました。『TOUR B XS ボール』は、流石のツアーボールです。タイガーの使用球だけあって、柔らかいのですが、低スピンになりすぎずに、適量なスピンがかかります。最近のボールは、低スピン性能が勝ちすぎて、ドローボールが持ち球のゴルファーには使いづらいものになっています。ドローボールが持ち球のゴルファーにオススメです。
ショートゲームでも、スピンタイプというだけあって、スピンの効きは上々です。スピンが効くボールは、その副作用で耐久性が悪いという印象があったのですが、『TOUR B XS ボール』は市場でもトップレベルに耐久性が高いのです。新宿店の試打ブースでは、コースボールをお客様に打ってもらっています。耐久性が低いボールは、すぐにダメになってしまいますが、『TOUR B XS ボール』は長持ちなのです。
『TOUR B XS ボール』は、明らかに進化しました。ツアーボールとして、元々合格していましたが、合格だけではなく、全ての項目で満点に近い点数を出せるボールになりました。