『マジェスティ』の新たなブランド、『CONQUEST(コンクエスト)』をYoutuberプロが試打検証! アイアン・FW編
取材・文/Kazuhiro Koyama 撮影協力/カメリアヒルズカントリークラブ PHOTO/晴山順平
配信日時: 2020年3月26日 01時05分
軟鉄鍛造のイメージを超えた高機能アイアン
続いて、『MAJESTY CONQUEST FORGED』アイアンの試打。こちらはS20C軟鉄鍛造による一体成型。高精度CNC加工によって、フェースの平滑度を高めたのち、深溝のスコアラインを彫刻するのは、『MARAGING』と同様だが、バックフェースのポケットキャビティ部や外形も機械加工され、慣性モーメントを高めるだけでなく、寸法精度も非常に高いのが特徴だ。
石井プロが7番アイアンを打つと、最高で175ヤードと飛距離性能は申し分ない。驚くことにロフト角は32度とノーマル仕様だ。ロフトを立たせず、フェースに高反発素材も使わず、それでいて飛んでいるという不思議な性能を発揮している。
「打ってみると、手に伝わる軟らかさがあり、ボールを弾いてくれる小気味よい感触があります。それでいて、飛んでいる弾道は、思ったよりも前にいってくれる。スペックなどのインフォメーションから想像できる性能の上をいっていますね」と石井プロはこちらも高評価。「美味しいものを食べると言葉が出ないように、このアイアンも言葉に尽くせない良さがあります。距離も高さも十分出るし、ボールを操ることが出来る操作性があります」。
そして、フェアウェイウッドの試打。
こちらはソール全面が比重の重いタングステン合金で作られたチタン製ヘッドだ。比重の軽いチタンと組み合わせることで、スイートスポットの高さをボール半径と同等にする低重心が特徴になる。
石井プロの試打では、3番ウッドで260ヤードを超えるショットを連発。ナイスショットの指標である「スマッシュファクター」(=ミート率)は、何度も1.5を超えた。通常は1.4を超えるとナイスショットと言われていて、1.5を超えるショットは早々見られないので、このクラブの高い初速性能がわかる。
石井プロが7番アイアンを打つと、最高で175ヤードと飛距離性能は申し分ない。驚くことにロフト角は32度とノーマル仕様だ。ロフトを立たせず、フェースに高反発素材も使わず、それでいて飛んでいるという不思議な性能を発揮している。
「打ってみると、手に伝わる軟らかさがあり、ボールを弾いてくれる小気味よい感触があります。それでいて、飛んでいる弾道は、思ったよりも前にいってくれる。スペックなどのインフォメーションから想像できる性能の上をいっていますね」と石井プロはこちらも高評価。「美味しいものを食べると言葉が出ないように、このアイアンも言葉に尽くせない良さがあります。距離も高さも十分出るし、ボールを操ることが出来る操作性があります」。
そして、フェアウェイウッドの試打。
こちらはソール全面が比重の重いタングステン合金で作られたチタン製ヘッドだ。比重の軽いチタンと組み合わせることで、スイートスポットの高さをボール半径と同等にする低重心が特徴になる。
石井プロの試打では、3番ウッドで260ヤードを超えるショットを連発。ナイスショットの指標である「スマッシュファクター」(=ミート率)は、何度も1.5を超えた。通常は1.4を超えるとナイスショットと言われていて、1.5を超えるショットは早々見られないので、このクラブの高い初速性能がわかる。
「飛距離が出るのも良いですが、地面の上から浮かせられるのが好印象ですね。スピンが適度に入って、ボールを浮かすことが出来るので、本来スプーンは手ごわい番手なのに、非常に安心感があります。このあたりは、低スピンでライナー弾道の出やすいドライバーとの設計思想の違いを感じます。とてもうまい作りだと思いますね」(石井プロ)。
試打を終えて、石井プロは「ここ2,3年は、海外ブランドの人気が高いですが、国内メーカーもまた良いクラブを作っています。『マジェスティ』はその中でもクオリティの高さをとても感じました」と評価した。たくさんのクラブを試打している石井プロが大いに評価する『MAJESTY CONQUEST』。クラブ選びの選択肢のひとつに加えてみるのも面白そうだ。