ミズノからMP-20アイアンが発売〜層状の打感〜
MP-20の目的は、「究極のツアーブレード」を作ることだとミズノは宣言している。見た目は、MP-14ほどではないが、確実にMP-29を振り返ったようなアイアンだ。一昔前、このコンビはタイガーがよく使っていた。
配信日時: 2019年9月21日 01時00分
コンボセットの正しい作り方
では、自分に適したコンボセットを作るにはどうしたらよいか?
繰り返しになるが、モデル同士の特徴の違いは、主に「弾道」と「やさしさ」に分かれる。
貫通するようなボールの飛びやコントロール性を求める場合は、MBモデルが最適だ。特にショートアイアンでそのメリットを享受できる。
ヴォーシャル氏との会話の中で興味深かったのは、ブレードはやさしさに欠けるため、自信のないゴルファーは敬遠しがちだが、むしろ番手やロフト角の方が、飛距離に関わる重要な要因になる。
「やさしさ」はさほど問題ではない。ブレードタイプが推されるようになっても、ショートアイアンの貫通するような弾道や優れたコントロール性のメリットを得られるのは、低ハンデかミドルハンディーキャッパーだけである。
MMCやHMBの主体は、完全に「弾道」だ。やさしさはほとんど同じで、両モデル共にMBより打ち出しは高いが、MMCの弾道の方がより貫通性(真っ直ぐな飛び)に長けている。
プロならMBでもいいが、ミドル・ロングアイアンでさらにフラットな弾道を求めるなら、MMCが適任だろう。
繰り返しになるが、ブレードタイプは万人向けではない。 (MYGOLFSPY JAPANでこの記事全文を読む)