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    ドライバー平均190ヤードの65歳は、『G430 MAX 10K』『GT2』の”ロフト11度・R”を使うべし!

    年を重ねて体が回らなくなると、ヘッドスピードが落ちて、飛距離もどんどん落ちていく。気付けばドライバーで200ヤードに届かなくなり、平均190ヤードなんてこともあるかもしれない。でも、大丈夫。シニア世代のゴルファーに合ったドライバーを選び、クラブに頼れば飛距離はしっかりキープできる。

    所属 ALBA Net編集部
    ALBA Net編集部 / ALBA Net

    配信日時:2024年11月26日 02時00分

    • ギア
    • 人によって差はあるが、シニアになると体が硬くなって捻転量が減り、ヘッドスピードが落ちてしまう。ここで若い頃と同じ「9度・Sフレックス」などのオーバースペックなクラブを使うとますますスピードが落ちて、ボールも上がらなくなってしまう。逆に、シャフトのしなりや軽量化でスピードを上げ、ロフトなどでボールの高さが出せれば、どんなヘッドでも飛距離の低下を防ぐことが可能になる
    • 一般的にシニア向けクラブは、軽く設計されることが多い。ヘッドスピードを上げる上でメリットがあるが、体がスエーするなどスイングにブレはある場合、悪い動きを助長する恐れがある。そんなときはあえて重めのクラブを選ぶことでスイングのブレを軽減するのがおすすめだ
    • 飛距離190ヤードならフレックスはRがおすすめ。切り返しからダウン、インパクトにかけてのシャフトのしなり量が増えることで、ヘッドスピードが上がる。同時にロフトが寝て当たりやすくなってボールの高さも出るし、つかまりも良くなる
    • ドライバーで効率良く飛ばすにはパワーにあったロフト角を選ぶことが大切。飛距離190ヤードなら11~12度のハイロフトがおすすめ。確実に打ち出し角が高くなるだけでなく、最新モデルはスピンが増え過ぎない設計になっているので高・強弾道で飛ばせる
    • クラブの総重量はヘッドスピードに大きく影響し、軽いほど速く振れる。スイング軸が安定しているならとにかく軽くしたい。一方で、軽くすることでスイングのブレが大きくなる危険があるため、人によっては重めも選択肢に入れておこう
    • ドライバーに振りにくさを感じているなら、短いシャフトを選ぶのも手だ。短くすると飛ばないと考えがちだが、ミート率アップで平均飛距離が伸びることは多い。シャフトのフレックスなどで長さの設定を変えているモデルがあるので短めが気になったら試してみよう
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    年を重ねて体が回らなくなると、ヘッドスピードが落ちて、飛距離もどんどん落ちていく。気付けばドライバーで200ヤードに届かなくなり、平均190ヤードなんてこともあるかもしれない。でも、大丈夫。シニア世代のゴルファーに合ったドライバーを選び、クラブに頼れば飛距離はしっかりキープできる。

    65歳でも飛距離230ヤード飛ばせる最新モデル&スペックをチェック【写真】

    飛距離を落とさないために使うべきクラブは何もシニア向けモデルだけではない。今まで使っていたモデル『Qi10 MAX Lite』『G430 MAX 10K』『GT2』『XXIO X』であっても、シャフトのフレックスやロフト角、長さ、重さを見直すことでパワー不足をカバーしてくれる“飛ばせるクラブ”が手に入るのだ。

    どうすればシニアになっても飛距離を落とさずキープできるのか。ギアコーチの筒康博はモデル以上に、スペック選びが大切になると語る。

    人によって差はあるが、シニアになると体が硬くなって捻転量が減り、ヘッドスピードが落ちてしまう。ここで若い頃と同じ「9度・Sフレックス」などのオーバースペックなクラブを使うとますますスピードが落ちて、ボールも上がらなくなってしまう。逆に、シャフトのしなりや軽量化でスピードを上げ、ロフトなどでボールの高さが出せれば、どんなヘッドでも飛距離の低下を防ぐことが可能になる
    一般的にシニア向けクラブは、軽く設計されることが多い。ヘッドスピードを上げる上でメリットがあるが、体がスエーするなどスイングにブレはある場合、悪い動きを助長する恐れがある。そんなときはあえて重めのクラブを選ぶことでスイングのブレを軽減するのがおすすめだ
    飛距離190ヤードならフレックスはRがおすすめ。切り返しからダウン、インパクトにかけてのシャフトのしなり量が増えることで、ヘッドスピードが上がる。同時にロフトが寝て当たりやすくなってボールの高さも出るし、つかまりも良くなる
    ドライバーで効率良く飛ばすにはパワーにあったロフト角を選ぶことが大切。飛距離190ヤードなら11~12度のハイロフトがおすすめ。確実に打ち出し角が高くなるだけでなく、最新モデルはスピンが増え過ぎない設計になっているので高・強弾道で飛ばせる
    クラブの総重量はヘッドスピードに大きく影響し、軽いほど速く振れる。スイング軸が安定しているならとにかく軽くしたい。一方で、軽くすることでスイングのブレが大きくなる危険があるため、人によっては重めも選択肢に入れておこう
    ドライバーに振りにくさを感じているなら、短いシャフトを選ぶのも手だ。短くすると飛ばないと考えがちだが、ミート率アップで平均飛距離が伸びることは多い。シャフトのフレックスなどで長さの設定を変えているモデルがあるので短めが気になったら試してみよう
    左右どちらのミスが多いかで、選ぶべきモデルは変わってくる。どちらのミスに強いヘッドか見極めるにはシャフトを机などに水平に置き、フェースがどれくらい上を向くかチェックしてみてほしい。上を向くほど重心角が大きく、つかまりが良いので右のミスに強くなる
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    人によって差はあるが、シニアになると体が硬くなって捻転量が減り、ヘッドスピードが落ちてしまう。ここで若い頃と同じ「9度・Sフレックス」などのオーバースペックなクラブを使うとますますスピードが落ちて、ボールも上がらなくなってしまう。逆に、シャフトのしなりや軽量化でスピードを上げ、ロフトなどでボールの高さが出せれば、どんなヘッドでも飛距離の低下を防ぐことが可能になる

    「シニアになり、ヘッドスピードが落ちることで起きるのは、シャフトのしなりが減って、ヘッドの運動量が落ちることです。これが飛距離をロスする一番の原因で、初速も出ないし、ボールも上がらないのでキャリーが伸びてくれません。裏を返すと、シニアのヘッドスピードでもシャフトがしなってボールが上がるようにスペックを調整すれば効率良く飛ばせるようになります。スペックさえ合っていれば、話題のモデルやツアーモデルでも十分に飛ばせますよ」

    また、クラフトマンの小坂圭司は以下のように語る。

     「同じシリーズであっても“9度のS”と“12度のR”はもはや別のクラブで、スピードの出しやすさ、上がりやすさが大きく変わります。スペックを変えるだけで無理に振らなくても楽に飛ばせるようになりますので、ぜひ今まで手に取らなかったようなロフト、フレックスにも挑戦してほしいです。ドライバーを打つのがもっと楽しくなりますよ」

    ■試打・解説 筒 康博
    つつ・やすひろ。インドアゴルフレンジKz亀戸店ヘッドコーチ。過去の名器から最新クラブまで豊富過ぎる知識を持つ“ギアコーチ”として、日々アマチュアの悩みに応える。シニア世代に必要なクラブにも精通する

    試打・解説 小坂圭司
    こさか・けいじ。インドアゴルフレンジKz亀戸店支配人。所属コースで何度もクラブチャンピオンに輝いた経験を持つトップアマ。得意クラブはドライバーで、飛ばすためのクラブ選び、打ち方を知り尽くす

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