<マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー第6戦 PGM CUP 初日◇30日◇セゴビアゴルフクラブ イン チヨダ(茨城県)◇6434ヤード・パー72>
中学3年生のときに「世界ジュニアマッチプレー選手権」で優勝。高校3年時には国内女子下部ステップ・アップ・ツアー「静ヒルズレディース」で優勝。さらに昨年12月に開催された、社団法人ジャパンサーキット・レディース(JCLO)が実施するジャパンサーキット・レディースの最終戦「第8回Asia-G NextStar ChallengeCup」でも初優勝を挙げた実績をもつ平塚新夢(あむ)が「64」の好プレーを見せ、8アンダー・首位タイで初日を終えた。
池が多く、フェアウェイやグリーンのアンジュレーションの効いた難関コースでボギーフリーのラウンド。出だし1番パー5をバーディ発進とすると、4番ホールから3連続バーディを奪ったことで勢いがついた。スコアは「いい意味で意識していなくて、1打1打に集中できていた」という。
さらに、「いい雰囲気でまわれた」と同組が全員同級生だったことも好プレーの要因の一つ。最終18番ホールでも4メートルのパットを沈めバーディ締め。あがってみれば首位と並んでホールアウト、さらに自身がもつベストスコアタイの「64」を記録するラウンドとなった。
バーディを量産した初日は「ほぼ100点」と評価。”ほぼ“と振り返るのは、「惜しいパットが2個くらいあって…」のこと。それでも「打ちやすいラインのところについてくれたので」とセカンドショットの感触が良く、また10メートル以上のパットを残すことなくプレーできたことも8バーディに繋がった。
最終日は悪天候が見込まれるが、「どうなるかわからない。天候に左右されないように冷静にやりたい」と、初日同様に「目の前の1打に集中したい」と意気込んだ。最終組からスタートする平塚は、結果にこだわりすぎず同ツアー初優勝を目指す。(文・小池文子)
※マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー(共催:株式会社マイナビ、株式会社ALBA、株式会社ALBA TV)は「将来有望な若手女子ゴルファーに真剣勝負の機会を提供して大きく羽ばたいてもらいたい」という思いから2019年に開始。24年は14試合前後が予定。出場選手はポイントランキング、前回大会成績上位者、主催者推薦、ファン投票などにより決められる。