27日(金)、渋野日向子が2019年からサポートを受ける日本航空(JAL)主催のイベント『渋野日向子×JAL スペシャルゴルフデー!!』に登場。第一部はJALマイレージバンク日本地区会員の応募者から、抽選で選ばれた23人と中央区銀座にある「PGMゴルフアカデミー銀座」でゴルフ対決などで交流し、第二部ではオンライントークショーに臨んだ。
「初めて」というオンラインイベントは、司会を務めたゴルフタレントの黒田カントリークラブから投げられたテーマに答える形で進行。移動中の飛行機での過ごし方や、「笹生優花とはよくご飯に行きます。ゴルフの話をしたり、関係ないくだらない話をしたり」という米国での交友録なども明かした。また「最近は(駄菓子の)フルーツ餅にハマっていて、いっぱい食べたいから500グラムのを買いました」というマイブームも披露。話題は多岐に渡った。
もちろんゴルフの話も充実。米本格参戦2年目となる今季も昨季同様、2月23日から始まる「ホンダLPGAタイランド」からのスタートを予定し、そこに向け精力的なトレーニングで汗を流している近況も報告した。「去年までのスイングは上半身主導だった。地面反力もうまく使えるように、股関節周りを柔らかくするストレッチを始めました」など、進化を目指す様子も伝わってくる。
2021年末の米予選会(Qシリーズ)を突破。“ツアールーキー”として戦った昨年はシード権を獲得するなど最低限のノルマは達成した。しかし一方で、「後半はうまくいかず、気分も沈んだ」という一年でもあった。4月の「シェブロン選手権」4位や、8月の「AIG女子オープン」(全英女子)での3位というメジャー大会での好成績については「よくとらえたい」と振り返ったが、それ以上に歯がゆさを感じる時間を過ごしてきた。
それも踏まえ、イベントの最後に今季の目標を聞かれた時の答えはずばり「勝つ!」。シード選手として恥じない結果を残すため、「勝つことにこだわって、自信を持ってやっていきたい。勝たないと意味がない」と力強く宣言した。終始和やかな雰囲気のなか進んだイベントだったが、19年の全英に次ぐ2つ目の海外タイトル獲得への強い意志もうかがえた。