<JMイーグルLA選手権 事前情報◇14日◇エル・カバレロCC(カリフォルニア州)◇6679ヤード・パー72>
前戦「フォード選手権」から3週間ぶりの実戦。櫻井心那は新たな“相棒”を携えて、米国に乗り込んできた。ドライバーをタイトリスト『GT2』から未発表モデル『GTS4』にスイッチ。ギアに調整を施した。
現行モデルのGTシリーズの『4』はヘッド体積430ccと小ぶりなモデルだったが、今回から460ccにサイズアップ。『GTS2』『GTS3』に比べると投影面積がやや大きく見え、「ベースみたいな」形状と話す。「スピン量を少し増やしてキャリーを出したかった」という悩みをきっかけにテスト。そのままバッグインすることになった。
「球が高くなって、でも前に行く感じがするので決めました。これまではスピン(量)を多くしようとすると、たまに“右ペラ”が出ていた。GTS4はつかまりやすくて、いいスイングをしたらいいショットが出る」
アゲンストの風でスイングがブレて球が大きく曲がってしまうことも課題のひとつだったが、それも解決してくれる一本となりそう。チャンスメークのカギを握るアイアンも「ソール形状の違うもの」に変更。「クラブとスイングがちょっとずつ合ってきている。そこは期待したい」という前向きな言葉が自然と出るあたりに、確かな手応えがうかがえる。
ルーキーイヤーはここまで3試合に出場し、最高位は初戦「ブルーベイLPGA」の50位。ポイントランキングは125位(7.750pt)と伸ばしきれず、今季ポイントランクに基づいて出場権が与えられる来週のメジャー初戦「シェブロン選手権」(テキサス州メモリアル・パークGC)の切符は、まだ手にできていない。
現在のボーダーラインは25.600ptで105位のへ・ムニ(中国)。出場圏内に入るには、少なくとも30位前後のフィニッシュによるポイント加算が求められる。
この状況は頭のなかにある。「ずっと考えてはいるし、もちろん、越えなきゃいけないラインでもある。でも、試合に集中します」。手応えあるショットを積み重ねていけば、ボーダーライン突破はおのずと見えてくるはずだ。(文・笠井あかり)

