<JMイーグルLA選手権 最終日◇19日◇エル・カバレロCC(カリフォルニア州)◇6679ヤード・パー72>
ルーキーだった昨年、優勝争いの末に1打差の2位に入り、涙を流したロサンゼルス大会。1年ぶりに戻ってきた岩井明愛は、トータル9アンダー・13位で終えた。海外メジャー「シェブロン選手権」(テキサス州メモリアル・パークGC)を翌週に控えた前哨戦として、順位は上々。だが、本人の表情は晴れなかった。
今大会の優勝スコアはトータル17アンダー。昨年の21アンダーに比べると伸び悩み、よりタフなコンディションになったことがうかがえる。それでも、「去年、なんであんなにスコアが出たんだろう…」と苦笑いを浮かべた。
3日目には決勝ラウンドに進んだ日本勢6人のなかで唯一、アンダーパーの「69」をマークした。最終日は4バーディ・3ボギーの「71」と伸ばして順位を上げたが、ホールアウト後は「ストレスが溜まるゴルフでした」と大きく息を吐いた。
前週には地元・埼玉開催の日本ツアー「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」にスポット参戦して2位。“米日米”の転戦の疲れをみせず、思い出の地での上位争いに意気込んでいた。「ショットはそんなに悪くないけれど、パターのラインが読み切れない。打ってみたら思っていたのと違うというのが多かった。どうしたらいいんでしょう」と嘆いた。
昨年と同じく、1番パー5でショット・イン・イーグルを奪う見せ場もあったが、コース上での勢いは昨年とは対照的。「66」「69」「64」「69」をたたき出した1年前を思い返し、「いい意味でガツガツいっていたんだと思う。その気持ちも忘れずにプレーしないといけない。ちょっとずつ、ですね」と自身に言い聞かせた。
悔しさを胸に、大舞台へと向かう。開催地が今年から変わり、選手たちにとっては“未知”のコース。「どんなコースなんだろう。景色を楽しみながら、雰囲気も楽しんで。チャレンジャーとして頑張ります」。いつも通りの自然体を貫く。(文・笠井あかり)

