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木下稜介が香妻陣一朗にリベンジ? 「VISAの悔しさが少し晴れました」【スピーダーチャレンジ 2020】
木下稜介が香妻陣一朗にリベンジ? 「VISAの悔しさが少し晴れました」【スピーダーチャレンジ 2020】
所属 ALBA Net
下村 耕平 / Kohei Shimomura
配信日時: 2020年12月14日 09時14分
今季好調の要因の1つは、「PWを右手1本で打つドリル」だという。「VISAの週に奥嶋(誠昭)コーチにワンポイントアドバイスをいただいたんです。いつもPWの片手打ちを左手で行っていたのを、右手で左腰を使って打つようにしたら、僕のなかではまった。さらに自信を持ってショットを打てるようになりました」。器用な右手で合わせてしまう動きを修正したことで、今年のパーオン率は、ツアーで1位(71.72%)を記録している。
奥嶋氏といえば、女子では稲見萌寧のコーチも務めている。稲見もまた19年シーズンのパーオン率1位で、歴代最高となる78.2079%という記録を打ち立てた。奥嶋氏の指導で、木下も稲見もツアーを代表するショットメーカーに成長した。その奥嶋氏と稲見の2人はいま、「全米女子オープン」に参戦し、決勝ラウンドを戦っている最中だ。「プレーは見てないけど結果だけは見ている」という彼らの活躍も木下にとって刺激になっている。
また、今年の試合がない期間に、「ずっとできなかったトレーニングをしてきて、体がスムーズに動くようになった」という。ドライバーの飛距離も伸び、「260ヤード台後半だったキャリーが、270ヤードを超えるようになった。コントロールしても飛ぶ。それが一番大きいかな」。このオフもトレーニングに励み、キャリーを280ヤードまで伸ばしたいと考えている。
木下の視線の先には海外がある。年明けからは米国男子ツアー「ソニー・オープン・イン・ハワイ」に出場するため、前週の1月7日にハワイ入り。また、来夏には今年中止となった「全英オープン」への出場が決まっている。「いずれ海外でプレーしたいので、ソニーオープンと全英で一発良い成績を出したいところです。先にツアーで優勝して全英に行ければ最高ですね」と木下の自分への期待は大きい。松山英樹や石川遼と同学年の29歳が、来年の主役になるかもしれない。
奥嶋氏といえば、女子では稲見萌寧のコーチも務めている。稲見もまた19年シーズンのパーオン率1位で、歴代最高となる78.2079%という記録を打ち立てた。奥嶋氏の指導で、木下も稲見もツアーを代表するショットメーカーに成長した。その奥嶋氏と稲見の2人はいま、「全米女子オープン」に参戦し、決勝ラウンドを戦っている最中だ。「プレーは見てないけど結果だけは見ている」という彼らの活躍も木下にとって刺激になっている。
また、今年の試合がない期間に、「ずっとできなかったトレーニングをしてきて、体がスムーズに動くようになった」という。ドライバーの飛距離も伸び、「260ヤード台後半だったキャリーが、270ヤードを超えるようになった。コントロールしても飛ぶ。それが一番大きいかな」。このオフもトレーニングに励み、キャリーを280ヤードまで伸ばしたいと考えている。
木下の視線の先には海外がある。年明けからは米国男子ツアー「ソニー・オープン・イン・ハワイ」に出場するため、前週の1月7日にハワイ入り。また、来夏には今年中止となった「全英オープン」への出場が決まっている。「いずれ海外でプレーしたいので、ソニーオープンと全英で一発良い成績を出したいところです。先にツアーで優勝して全英に行ければ最高ですね」と木下の自分への期待は大きい。松山英樹や石川遼と同学年の29歳が、来年の主役になるかもしれない。