初優勝を狙う脇元華は「切り返し」を変えてドライバーの飛距離10ヤード以上アップ!
飛距離不足に悩むのはアマチュアだけでなく、プロも同じ。脇元華は思い切ってスイング改造をしたことで飛距離が10ヤード以上アップしたという。本人に詳しく教えてもらった。
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配信日時:2023年7月13日 08時00分
以前はドライバーが230ヤード程度しか飛ばず、飛距離不足に悩んでいました。そこで思い切ってスイング改造を決行。一番重視したのが、切り返すタイミングです。手元が頭の上に来てから切り返すとオーバースイングになって振り遅れてしまう。だから手元が胸の高さまで上がったら、その時点で切り返す意識に変えたところ、240ヤード以上飛ぶようになりました。
大事なのは、下半身の力を使うことです。ダウンで左足に踏み込みつつガニ股になるようにしゃがみ込んで、インパクトでは両ヒザを伸ばす。これで遠心力を使えます。両足で地面をしっかり蹴れば体の回転で振りやすくなり、ハンドファーストの形でボールを強く押せますよ。
下半身の力を使うために繰り返したドリルも一つご紹介しましょう。一度トップを作ってからヒザまでクラブを下げる。この時、実際のスイングと同様にガニ股気味にすることを忘れずに。その後、もう一度トップを作ってからボールを打つ。ダウンからインパクトでの下半身の動かし方を確認しやすいので、オススメですよ。
脇元華
わきもと・はな/1997年生まれ、宮崎県出身。2019年に初のシード獲得。昨年、スイング改造に着手し飛距離アップに成功。今季ツアー初優勝を狙う。GMOインターネットグループ所属