アプローチでダフる人は「テークバック大、フォロー小」の打ち方がオススメ/青木瀬令奈
「左右対称の振り幅をやめることがダフリを防ぐコツです」というのはツアー屈指のアプローチ名人・青木瀬令奈。セオリーと真逆な気もするが、その打ち方を覚えてこの夏、寄せワン連発といこう!
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ALBA Net編集部 / ALBA Net
配信日時:2023年8月13日 02時14分
アプローチでダフってしまうのは、ボールを上げようとして右肩が下がるから。そんな人にオススメの打ち方があります。左右対称に振らずにテークバックで大きく、フォローで小さく振ってみてください。フォローを小さくすると、上から下に振るイメージができ、フォローでヘッドを低く長く動かせるため、あおり打ちにならないんです。
ポイントは手首を柔らかく使ってリリースする動き。ソールを地面にぶつけるイメージを持って振ると、正確にミートできます。素振りで何度も地面にぶつける感覚をつかむといいでしょう。また、インから下ろそうとすると、インパクトが詰まってダフりやすい。だから、ダウンスイングではなるべくシャフトを立てて下ろすようにすると、ヘッドを上から入れられます。
ヘッドを上から入れてもボールはフワリと上がる。これを実感できれば、あおり打ちの必要がないことがわかるはずです。ゴルフで一番大事なのはショートゲーム。このアプローチで寄せワンを増やしてくださいね!
青木瀬令奈
あおき・せれな/1993年生まれ、群馬県出身。平均パット数1位(1ラウンド当たり)、リカバリー率4位のショートゲームを武器に、今季も1勝、通算4勝と優勝を重ねる。リシャール・ミル所属