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逆球の引っかけを一発解消「アイスホッケー素振りで体をスムーズに回す」

逆球の引っかけを一発解消「アイスホッケー素振りで体をスムーズに回す」

ラウンド中に同じミスが立て続けに出て止まらない。コースで初めて出くわした状況、打ち方がわからない。打ちっ放し練習場に来たのはいいけれど、効果的な練習方法がわからない。などなど、困ったときの悩みを一発で解消する方法を紹介。悩んで迷路に入り込む前に、一読しておく価値アリの知恵袋。

配信日時:2023年2月2日 13時53分

持ち球のスライスとは逆球の引っかけが出始めたら、スプリットハンドグリップでアイスホッケー素振りを5回
持ち球のスライスとは逆球の引っかけが出始めたら、スプリットハンドグリップでアイスホッケー素振りを5回 (撮影:福田文平)

持ち球は右曲がりのスライスなのに、ラウンドが後半になると引っかけ球が出始めた。左右どっちに曲がるか分からないから、怖くてますます振れない……。こんな経験があるスライサーは多いはず。急に持ち球とは逆の左に曲がる球が出るのはなぜ? 応急処置のアイデアは無尽蔵、ツアーコーチ・石井忍に聞いてみよう。

「スイング中に体の回転が止まってしまうことが主な原因です。体が回らなければ、手先だけで打ちにいくことになります。すると右手が左手を追い越すことになり、フェースが被ってしまうわけです」
 
なるほど、手首を使いすぎているから引っかけるのか! では、対処法は?
 
「両手を離したスプリットハンドグリップで素振りをするのがオススメです。アイスホッケーの選手がスティックを持つように、左右の手を離した状態でクラブを握り、スイングしてみてください。右手が左手を追い越しにくくなり、体をしっかり回さないと振り切れなくなります」
 
急に引っかけが出始めたら、アイスホッケー素振りを5回! これで体がスムーズに回って、引っかけが治まるはずだ。(取材・文/小澤裕介)
 
■石井忍(いしい・しのぶ)1974年生まれ、千葉県出身。東京学館浦安高等学校、日本大学のゴルフ部で腕を磨き、98年プロテスト合格。2010年にツアープロコーチとして活動を始め、多くの男女ツアープロを指導。また「エースゴルフクラブ」を主宰し、アマチュアへの指導にも力を入れている。

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