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【タイ編】バンコクから車で2時間、ホアヒンにある36ホールの大きなコース

【タイ編】バンコクから車で2時間、ホアヒンにある36ホールの大きなコース

いつか海外でプレーしてみたい! そんな思いを持ったゴルファーの皆さん、アジア諸国から届いた旬なゴルフ事情を紹介しましょう。

配信日時:2023年11月21日 08時30分

◆Lake View Resort & Golf Club

バンコクからホアヒンに向かって車を走らせること2時間、ホアヒンエリアに差し掛かった時に最初に目にするのがこのゴルフ場です。36ホールある大きなコースで、A(Mountain)B(Lake)C(Desert)D(Link)の9ホールそれぞれに特色があり、午前午後を使って36ホール全部をプレーしたいコースです。

研修生が多く、カートを使わずに歩きで回ると研修生がキャディに付くことも。その場合は超ラッキー!
キャディによるコースの一般的なアドバイスだけではなく、コースレッスンをしてくれる(あくまでも研修生次第ですが)こともあります。さらに、関係が良くなればスイングやパターなどのレッスンをしてくれる場合も。もちろん、そのような特別なことをしてもらったら、茶屋で飲食を奢ったり、チップを多めにはずんでくださいね。また、夕方になると、研修生たちはダッシュでコースを回って練習しています、若い!

通常は、「A(Mountain)+B(Lake)」「C(Desert)+D(Link)」のセットですが、空いていれば希望の組み合わせで回らせてくれることもあるので、聞いてみましょう。

◆A(Mountain)+B(Lake)

この組み合わせは、A(Mountain)からスタートしたほうがプレーしやすいと思います。1番ホールが、ストレートの緩やかな打ち下ろしなので、気持ちよくスタートが切れることでしょう。

・A(Mountain)
ゴルフ場の北側に山があり、その周りをコースが巡っています。アップダウンがしっかりしていますが、山岳コースというほどではなく、傾斜を生かした上手なデザインですね。フェアウェイのアンジュレーションは少ないですが、グリーン周りの傾斜が強いです。グリーンを狙うときはバンカーだけではなく、危険な傾斜のある方も避けられるよう、キャディに確認しましょう。

・B(Lake)
4ホールが池超えグリーン、そのうちのひとつは浮島グリーン(5番ショート)です。浮島グリーンというと身構えちゃうところですが、手前に花道があるのでグリーンだけに絞って狙わずに、「花道も含めた大きな浮島グリーン」と考えて望むのが正解かと。グリーンの奥に山がそびえる絶景ホールです。

◆C(Desert)+D(Links)

この組み合わせは、D(Link)からスタートしたほうがプレーしやすいと思います。C(Desert)は11〜2月の乾季に一段と雰囲気が良くなるので、この時期に訪れた方は是非。

・C(Desert)
スタートホールには巨大な砂地が広がり「芝ではなく砂地でゴルフ?」と不安になってしまうほど、力を入れて作り込まれています。もちろん芝の上でのゴルフなのでご安心を。要所要所にはサボテンが生えていて、異世界感があってウキウキしちゃいます。その後も、大きな木はなく、荒涼とした世界観を演出しています。茶屋も、アメリカのサンタフェの建物を模していて、雰囲気を出しています。また、砂地はバンカー(ハザード)でないものもあります、看板での説明があったり、キャディが教えてくれます。

・D(Link)
480ヤードのミドルが2ホール、さらに630ヤード近いロングもあり、3859ヤード(白ティは3355ヤード)と長い長いタフなコースです。距離自体がハザードのようで、コースデザインは素直です。Linksだけに、木が少なくて開放的。どのホールも、気持ちよくドライバーを振っていけます。

さて、このゴルフ場は週末の夜、ライブ・コンサートをしていたり、テントでキャンプしている人達がいたりと、いろいろな愛され方をしています。全体的にスタッフの雰囲気がとても良く、居心地が良いから人が集まるのでしょう。敷地内のホテルを利用しての、食事付きゴルフプランが何かとお得です。キャンプをしている人達に伺ったのですが、ゴルフ場には設備(シャワー・トイレ・レストラン)があり、悪天候になってもエントランスに避難できたり、守衛や整備スタッフが泊まっているので安心ということもあり、家族で楽しむキャンプ場としては最適な環境とのことです。

★ホアヒンのビーチ★

ホアヒンは、タイ湾に面した九十九里浜のような長大なビーチが南北に伸びています(北部はチャアムと呼ばれています)。その総延長はなんと50kmにも及びます。大小無数のホテルが点在していますが、ビーチがあまりに長大なため、どこも混み合っていないのが嬉しいところ。

しかし、チャオプラヤー川を含む3本の大きな河川が流れ込むため、透明度は高くありません。スキューバダイビングやシュノーケルといった潜る遊び方ではなく、ビーチでゴロゴロしたり、散歩したりとのんびり過ごすスタイルで楽しまれています。乗馬体験が有名ですね。

また、夜はビーチの各地に露天が並び、ナイトマーケットとしても楽しめます。波の音をBGMにそぞろ歩きを楽しみましょう。ビーチは東向きなので、水平線から登る朝日が美しいです!

⇒ ゴルフ場の公式サイト★編集協力:週刊WISE
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