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【ミャンマー編】ミャンマーゴルフの基礎知識

【ミャンマー編】ミャンマーゴルフの基礎知識

いつか海外でプレーしてみたい! そんな思いを持ったゴルファーの皆さん、アジア諸国から届いた旬なゴルフ事情を紹介しましょう。

配信日時:2019年2月12日 07時00分

ミャンマーとゴルフ

古くはビルマと呼ばれ、最近は経済成長著しいミャンマー連邦共和国。18年1月からは観光ビザが不要となり、訪問しやすくなりました。
元イギリス領だったことや、ミャンマーオープンが開催されるなど、ゴルフが盛んな国としても知られています。

ベストシーズンはいま!

ミャンマーに在住する、多くのビジネスマンのたしなんでいる趣味がゴルフといっても過言ではありません。例えば過去、ミャンマーに住んでいた、出張ついでにプレーしたことがあるなど、事情を熟知した人もいるかもしれませんが、最近興味を持ったという人のために、まずは基礎知識からご案内します。

大きく暑季、雨季、乾季の3つのシーズンがあります。おすすめなのは乾季の10月後半から2月まで。3、4月の暑季もプレーはできるものの、猛暑のため水分補給は必須です。
ゴルフ場は18ホールが多く、ヤンゴ市内ではオッカラゴルフコースだけが27ホールあります(1月時点でまだプレーは不可能)。

プレー代はまちまち

いわゆるグリーンフィとキャディフィーがセットになったのがプレー代(キャディーが絶対につくので)です。ヤンゴン近郊の土日のゴルフ場であれば約4万Ks(1万Ks=714円※2019年1月7日時点)、日本円にして約3千円から1万円超えもありますが、平日であれば価格はぐっと下がります。

ミャンマーと日本の違いを列挙すればキリがありません。スループレーはもちろんのこと、なんといっても1人のプレーヤーに対して、1人のキャディがつくことでしょう。

ただこれはASEAN諸国でも同じように、キャディのスキルは千差万別です。ベテランもいれば新人もいて、誰がつくかはその日の運次第。そのため常連になると、キャディを事前に指名して予約するのが一般的となっています。ちなみに、キャディへのチップは1万5000Ksが相場です。

日本と違うコンディション

コースのコンディションに関して言うと、日本と比べればると厳しい面もあります。

雨季はもちろんのこと、乾季でもボールが埋まってしまうゴルフ場もあります。そのため、ローカルルールでは6インチ・プレースが認められています。

一方、手入れのしっかりしたゴルフ場もあり、リプレース不要でプレーできます。こういったゴルフ場を希望するならば、事前に調べてから行くのが無難です。

ゴルフ場は平地のところが大半のため、水に絡んだコースが多いのも特徴になっています。ボールは余分に用意しておくのが賢明です。ロストボールは多くのゴルフ場で用意されています。

クラブハウスについてですが、日本と比べて設備が古いと言わざるを得ません。バスタオルを用意していない、ロッカールームのカギがないといったことがありますので、貴重品の管理はマストです。

8つのゴルフ場に集中

予約方法はゴルフ場によって違うため注意が必要になります。
会員がいなければ早朝予約ができない、事前に予約金を支払う必要がある、プレー当日払いでもOKといった具合です。

慣れない人は代理店に頼む、予約サイトを使うのが確実でしょう。ミャンマー人の知り合いがいるといった人なら、問い合わせてもらうのも良いですね。

ヤンゴン在住者の利用状況はと言いうと、市内から車で1時間以内にある、8つのゴルフ場を利用することがほとんどです。もちろんヤンゴン郊外にもゴルフ場はありますが、1時間以上をかけて行くゴルファーはほとんどいません。そのため8つのゴルフ場に日本人が集中している状況です。


いかがだったでしょうか。

今後もミャンマーからの生の声やコース紹介をお届けしていきますので、どうぞお楽しみに!

編集協力 MYANMAR JAPON
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