松山英樹 『新SRIXON Z-STAR XV』実戦投入秘話を語る
12月12日(月)、都内某所にてダンロップの新『SRIXON Z-STAR』の発表記者会見が行わなわれ、松山英樹で登壇。ダンロップ社ゴルフボール開発部・神野氏、同社PGAツアー担当・藤本氏とともに、テストから実戦投入の秘話を語った。(※司会進行は同社・安達氏)
配信日時: 2016年12月15日 11時30分
今年のマスターズもこのボールとともに優勝を目指す(松山英樹)
安達「松山プロはこだわりの順番としてはパターの次はアプローチだと思うんですけど?」
松山「初めにパターをテストしたときに、音が良かったので、次にグリーン周りのアプローチでのスピン性能という部分で、打った結果、いままでのボールよりスピンがかかったので、そのまま。正直ショットとか、ドライバーのテストはほとんどしていないボールですけど、実際に試合で打ったときに"いままでより飛んでいるな"とか、そういうことを感じているので、自分自身がテストしていなかった部分も実戦でボールが実証してくれています」
安達「アメリカでほとんどテストしてますが、アメリカと日本の芝の違いがありますよね?」
神野「なかなかPGAツアー会場での性能テスト結果を見させてもらう機会は少ないので、今回松山プロには性能を実証していただいたので自信になりました」
松山「グリーン周りの芝は全然違いますし、そこでスピンが入る、入らない、という部分をテストできたのは良かったですね」
安達「松山プロはアイアンショットがプレーの中心になっていると思うんですが?アイアンショットについては?」
松山「去年は勝てない時期があって、そこでボールでスピンがかかる球を打てないかなって悩んでいて、今年の最初にこのボールを打ったときに"スピンが増えたんじゃないか?"と感じていたのをキャディの進藤さんともトレーナーの飯田さんとも話していて、"でもドライバーは飛んでいるんじゃないかな?"って。スピンが増えたおかげでピンをデッドに狙っていけるのは、ここ最近いい結果につながっている要因かなとは思います」
安達「アイアンショットは、最後にめくれて落下するイメージ?」
松山「そうですね、スピンが効かないと(そうならない)。例えばオーガスタの16番はスピンの効いた球でピンポイントで狙いたいというときに、このボールなら打てるという感触を得たので。今年もTOP10に入れましたし、今年はこのボールとともに優勝を目指したいです」
安達「めくれて落ちるというイメージを藤本さん、説明してください」
藤本「以前に契約していたジム・ヒューリクも同じことを言っていましたが、スピンが効いて弾道の最後で少しふわっと"めくれてくれて"垂直に近い形で柔らかくグリーン上に落ちる、という弾道をプロは求めているのかなと」
安達「最後にドライバーとのマッチングですが、先ほど飛んでいるという言葉がありましたが?」
松山「初めにパターをテストしたときに、音が良かったので、次にグリーン周りのアプローチでのスピン性能という部分で、打った結果、いままでのボールよりスピンがかかったので、そのまま。正直ショットとか、ドライバーのテストはほとんどしていないボールですけど、実際に試合で打ったときに"いままでより飛んでいるな"とか、そういうことを感じているので、自分自身がテストしていなかった部分も実戦でボールが実証してくれています」
安達「アメリカでほとんどテストしてますが、アメリカと日本の芝の違いがありますよね?」
神野「なかなかPGAツアー会場での性能テスト結果を見させてもらう機会は少ないので、今回松山プロには性能を実証していただいたので自信になりました」
松山「グリーン周りの芝は全然違いますし、そこでスピンが入る、入らない、という部分をテストできたのは良かったですね」
安達「松山プロはアイアンショットがプレーの中心になっていると思うんですが?アイアンショットについては?」
松山「去年は勝てない時期があって、そこでボールでスピンがかかる球を打てないかなって悩んでいて、今年の最初にこのボールを打ったときに"スピンが増えたんじゃないか?"と感じていたのをキャディの進藤さんともトレーナーの飯田さんとも話していて、"でもドライバーは飛んでいるんじゃないかな?"って。スピンが増えたおかげでピンをデッドに狙っていけるのは、ここ最近いい結果につながっている要因かなとは思います」
安達「アイアンショットは、最後にめくれて落下するイメージ?」
松山「そうですね、スピンが効かないと(そうならない)。例えばオーガスタの16番はスピンの効いた球でピンポイントで狙いたいというときに、このボールなら打てるという感触を得たので。今年もTOP10に入れましたし、今年はこのボールとともに優勝を目指したいです」
安達「めくれて落ちるというイメージを藤本さん、説明してください」
藤本「以前に契約していたジム・ヒューリクも同じことを言っていましたが、スピンが効いて弾道の最後で少しふわっと"めくれてくれて"垂直に近い形で柔らかくグリーン上に落ちる、という弾道をプロは求めているのかなと」
安達「最後にドライバーとのマッチングですが、先ほど飛んでいるという言葉がありましたが?」
松山「飛距離を伸ばしたいと思っていましたけど、それ以前にショートゲームを改善したいという気持ちでこのボールを投入しました。でもフェニックスオープンのときも前年よりも全然飛んでいましたし、こんなにボールで変わるんだなと感じました」
安達「風との相性がいい、ともいっていましたね?」
松山「風に影響されにくいほうがいい、と思っているかたも多いですが、僕の場合、多少影響されて欲しかった。ほかのプロはこのボールを使った際に、風に影響をされにくいという評価でしたが、僕は逆に風を上手く利用できるボールだなと。そこを含めて攻め方が少し変わってきたのかなと思います」
安達「このボールは何点ですか?(笑)」
松山「100点です(笑)。これからまた新たな課題が出てくるかもしれないですけど(笑)」
神野「いろいろなリクエストを頂けると思います(笑)」
松山「今年はこのボールで5勝しましたし、本当に飛んでスピンもかかるボールだと思うので、プロだけでなく一般アマの方も使えるボールなので、ぜひ打っていただきたいなと思います」
安達「風との相性がいい、ともいっていましたね?」
松山「風に影響されにくいほうがいい、と思っているかたも多いですが、僕の場合、多少影響されて欲しかった。ほかのプロはこのボールを使った際に、風に影響をされにくいという評価でしたが、僕は逆に風を上手く利用できるボールだなと。そこを含めて攻め方が少し変わってきたのかなと思います」
安達「このボールは何点ですか?(笑)」
松山「100点です(笑)。これからまた新たな課題が出てくるかもしれないですけど(笑)」
神野「いろいろなリクエストを頂けると思います(笑)」
松山「今年はこのボールで5勝しましたし、本当に飛んでスピンもかかるボールだと思うので、プロだけでなく一般アマの方も使えるボールなので、ぜひ打っていただきたいなと思います」