ミズノの『ST200X FW/UT』ってどんなクラブ?
ロマン派ゴルフ作家、ゴルフエッセイスト、ヴィクトリアゴルフのショップ店員、ALBA編集部のギア担当など、専門家が話題のギアをズバッと解説!
配信日時: 2020年5月29日 08時00分
「夢を実現できるクラブである!」 by ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典
<試打スペック> 『ST200X FW』
ヘッド #3/α-β系チタン合金(Ti-6Al-4V)精密鋳造 #5、#7/ステンレススチール(SUS630)精密鋳造
フェース #3/β系チタン合金(2041Ti)鍛造 #5、#7/高強度マレージング鋼(MAS1C)鍛造
ロフト #3/15° #5/18° #7/21°
シャフト 20 MFUSION F カーボンシャフト (S)
長さ 43.25インチ(3番)
ライ角 59.5° (3番)
<試打スペック> 『ST200X UT』
ヘッド ステンレススチール(SUS630)精密鋳造
フェース 高強度マレージング鋼(MAS1C)鍛造
ロフト #4/20° #5/23° #6/26°
シャフト 0 MFUSION U カーボンシャフト (S)
長さ 40.25インチ(4番)
ライ角 59.0° (4番)
ロマン派ゴルフ作家の篠原です。今回は『ST200X FWとUT』のお話です。
『ST200X FW』は、小さめのヘッドで、厚みも普通です。3番ウッドは、構えた感じがシャープです。そして、打つ前から、やさしそうだと感じました。
やさしいFWは飛ばないことが多いので、少し残念な気持ちで一発目を打ちました。ジャストミートしました。抜けるような透明感のある打音。音量もちょうど良いです。打ち応えも、少し敏感な感じで良いです。この分野では、流石ミズノです。
中弾道の棒球です。ストレートからややフェードです。220ヤード飛びました。意外だったので驚きました。危なく前の組に打ち込むところだったのです。4ラウンド使用して、最長で238ヤード。平均でも225ヤード。こんなに飛ぶスプーンは初めて打ちました。
飛距離が出るFWが欲しいゴルファーに『ST200X FW』はオススメです。このクラブの更に凄いところは、打ち手を選びません。誰でも打てると書くと語弊がありますが、ほとんどの人が打てるやさしさも持っていると思います。
『ST200X UT』は、まず、構えやすいです。この1年、2年。UTは、構えやすいモデルが増えて、嬉しいのですけれど、このクラブは群を抜いて良いです。フェースがしっかり見えるのでやさしそうに感じられます。打ってみると、FWと同様の透けるような透明感がある打音とミズノらしい打ち応えを体感できます。これだけでも、十分にオススメできますが……
弾道はストレートな高弾道。4番で180ヤード〜210ヤードを打つことができます。個人的に一番気に入ったのは飛距離性能ではなく、距離感が作れるクラブだという点です。飛ばしたければ飛んでくれて、抑えたいと時は控えめにしか機能しないのです。敏感で本格的なUTが欲しいゴルファーにオススメします。飛距離性能が前面に出ると思いますが、本当に良くできていると感心しました。
『ST200X FWとUT』は、腰を抜かしてしまいそうな衝撃でした。
どちらも、あまり期待していなかったのに凄かったです。「馬鹿にするんじゃねぇ!」と叱られたような気分になりました。どちらのクラブも、打ったら最後、バッグの中にないとダメだという魔法にかかってしまうのです。十分に注意して、手にして欲しいクラブです。
ヘッド #3/α-β系チタン合金(Ti-6Al-4V)精密鋳造 #5、#7/ステンレススチール(SUS630)精密鋳造
フェース #3/β系チタン合金(2041Ti)鍛造 #5、#7/高強度マレージング鋼(MAS1C)鍛造
ロフト #3/15° #5/18° #7/21°
シャフト 20 MFUSION F カーボンシャフト (S)
長さ 43.25インチ(3番)
ライ角 59.5° (3番)
<試打スペック> 『ST200X UT』
ヘッド ステンレススチール(SUS630)精密鋳造
フェース 高強度マレージング鋼(MAS1C)鍛造
ロフト #4/20° #5/23° #6/26°
シャフト 0 MFUSION U カーボンシャフト (S)
長さ 40.25インチ(4番)
ライ角 59.0° (4番)
ロマン派ゴルフ作家の篠原です。今回は『ST200X FWとUT』のお話です。
『ST200X FW』は、小さめのヘッドで、厚みも普通です。3番ウッドは、構えた感じがシャープです。そして、打つ前から、やさしそうだと感じました。
やさしいFWは飛ばないことが多いので、少し残念な気持ちで一発目を打ちました。ジャストミートしました。抜けるような透明感のある打音。音量もちょうど良いです。打ち応えも、少し敏感な感じで良いです。この分野では、流石ミズノです。
中弾道の棒球です。ストレートからややフェードです。220ヤード飛びました。意外だったので驚きました。危なく前の組に打ち込むところだったのです。4ラウンド使用して、最長で238ヤード。平均でも225ヤード。こんなに飛ぶスプーンは初めて打ちました。
飛距離が出るFWが欲しいゴルファーに『ST200X FW』はオススメです。このクラブの更に凄いところは、打ち手を選びません。誰でも打てると書くと語弊がありますが、ほとんどの人が打てるやさしさも持っていると思います。
『ST200X UT』は、まず、構えやすいです。この1年、2年。UTは、構えやすいモデルが増えて、嬉しいのですけれど、このクラブは群を抜いて良いです。フェースがしっかり見えるのでやさしそうに感じられます。打ってみると、FWと同様の透けるような透明感がある打音とミズノらしい打ち応えを体感できます。これだけでも、十分にオススメできますが……
弾道はストレートな高弾道。4番で180ヤード〜210ヤードを打つことができます。個人的に一番気に入ったのは飛距離性能ではなく、距離感が作れるクラブだという点です。飛ばしたければ飛んでくれて、抑えたいと時は控えめにしか機能しないのです。敏感で本格的なUTが欲しいゴルファーにオススメします。飛距離性能が前面に出ると思いますが、本当に良くできていると感心しました。
『ST200X FWとUT』は、腰を抜かしてしまいそうな衝撃でした。
どちらも、あまり期待していなかったのに凄かったです。「馬鹿にするんじゃねぇ!」と叱られたような気分になりました。どちらのクラブも、打ったら最後、バッグの中にないとダメだという魔法にかかってしまうのです。十分に注意して、手にして欲しいクラブです。
コメンテータープロフィール
篠原嗣典
ロマン派ゴルフ作家・ゴルフギアライター。ゴルフショップのバイヤー、広告代理店を経て、現在はゴルフエッセイストとして活躍中。
ロマン派ゴルフ作家・ゴルフギアライター。ゴルフショップのバイヤー、広告代理店を経て、現在はゴルフエッセイストとして活躍中。