筒 「動作解析機で【極大MOI】のメリットが分かりました」
筒 「ダメじゃないですよ。もっと操作できる方が好きというだけです。車で例えるなら、マニュアル車を自分で細かく操作する方が好きって言えば伝わりますかね。でも、なぜヤマハが2機種ともこういう方向へ来たのか? 動作解析ギアーズで調べると、理由が見えてきました」
筆者 「何が見えたんです?」
筒 「動作解析機を使うと、スイング中のヘッドの居場所、フェースの向きやロフトなどのヘッド挙動、シャフトのねじれとか、全部細かく数字で出るじゃないですか。で、ヤマハはどうも世界との戦いを見据えて、世界最先端のスイング潮流へ本気で動き出してきたなぁ〜と。
具体的には、シャットフェースでクラブを開いて使わず、シャロープレーンというか、フラットな軌道でその場のターン、回転の速さで飛ばす世界の最先端スイングです。こういうスイングと
P編 「小難しいね。もっと分かりやすく言って!」
筒 「220は、シャットなフェース使いに導きます」
で、後方から見て、重心が深いものはヘッドが下(地面方向)に動こうとするので、フェースが正面(オープン)になる方向ではなく、フェースが真上(クローズ)を向きやすい方向に引っ張られることがギアーズで確認できました。だから、結果的にはシャットフェースの方向に動こうとしますし、シャロープレーンに降りてくる方向に動く。特に『220』の方は」
P編 「分かりやすくって言ったのに、なんで難しく言うの!」
筒 「あ〜〜もうっ! 『220』はフラット軌道でシャットフェースなスイングと相性がいいし、使っているうちにそういうスイングになっていきます。『120』の方は、そこまで極端な流れではなく、クラブをダウンで引き付けて、立てて下ろしてくる人にも打てるヘッドです。
つまり、『120』は従来の小ぶりなヘッド、従来の
筆者 「スライサーはどうすればいいの?」
我々はドライバーでスライスしか出なかったり、飛ばずに曲がるから困ってるんです! スイングも酷いんです! コースに出たら、曲がりが怖くて振れないんです! そんな我々の現状を飛び越した話をしないでくださいよ! ちょっとはボクら下手くその気持ちに寄り添って(泣)」
P編&筒 「………」
P編 「え〜〜っと、長岡。スライサーに
筆者 「当たり前じゃないですか!」
筒 「その通りです。
筆者 「………。(うわぁ〜〜最悪……)やっぱりこうなりましたよね……。マニアック過ぎて、これ読む人に絶対にプル角とか伝わんないってば! あ〜あ、やっぱり収拾つかないよ、コレ……」
P編 「打てば分かるから、大丈夫!」
筒 「同感です。小難しいこと言ったもん負けです!(キリッ)」
筆者 「………。(アナタがそれ言うか……怒)」
Text/Mikiro Nagaoka