近頃【たわみ】が話題になりすぎだが…
PCM編集長(以下、P編) 「そうだね。クラウンたわみのBSか? フェースたわみのキャロウェイやミズノか? それとも両方のプロギアか? たわみは人間の肉眼では確認できないだけに打って初速が出るかでメリットを想像するしかないんだけど…」
PCM筒康博(以下、筒) 「いや、テストできます! 同じヘッドを用意して、フェースだけ削るもの、クラウンだけ削るものと、肉厚を薄くしてノーマルのものとテストすれば傾向は見えるんじゃないですか? たわみにメリットがあるかないか? の確認ならできると思いますよ」
ALBA編集部・田辺(以下、田辺) 「いいですね!それ、やってみましょう!」
筒 「じゃあ、手持ちの古いキャロウェイ『初代ビッグバーサメタル』を削りますね」
P編 「よし、筒さんに研磨を頑張ってもらったから、みんなで打ってみよう。今日はYouTuberのダバードこと、中村亮太くんも呼んだからね」
ダバード中村(以下、ダバード) 「皆さん、あんまりクラブのことは分かりませんが、よろしくお願いします!」
クラウンたわみ=打ち出し【大】、フェースたわみ=真ん中打点の初速【大】
<同一ヘッドのクラウン、フェースをそれぞれ研磨して行った今回のテスト。ボール初速や打ち出し角といった飛びに影響する数値に大きな違いが出た>
筒 「クラウンを研磨したヘッドは、1度以上も打ち出し角が高くなりましたし、フェースを研磨した方は明らかに初速がアップしました。打感もそれぞれ変化していて、元が同じヘッドとは思えないくらい性能が変化しています。部分によって剛性や重量配分を替えて、性能をコントロールする現代のドライバーの進化の過程を体感できました。ギアのルール規制がある中で、飛びを最大化するにはたわみを使わない手はありませんね」(筒)
ダバード中村 「ボクは、打ち出し角が低くてスライス気味の球なんですけど、クラウンたわみだとヘッド全体で弾くというか、一番結果が良かったです。何というか、明らかに球が上がりやすくなってミスに強い気がします。フェースたわみの方は、芯に当たればいいんですけど、今回みたいな小さなヘッドだと、ちょっとしんどいですね……」
P編 「たしかに昔の高反発は一発の飛びはすごいけど、なかなか芯に当たらなかったなぁ〜。長岡なんて、今でもこのザマだし、当時はもっとダメだっただろう?」
筆者 「………。(ムカッ、昔は今よりミート率高かったって!)」
ダバード 「そうなんだ。(最近ゴルフ始めたからわかんないや)じゃあ、ボクが下手なわけじゃなくて、フェースを削ると芯が狭く感じてもいいんですね」