XとJGR、2つの「TOUR B」。 <br>ツアープロが選ぶ基準はどこ?
XとJGR、2つの「TOUR B」を展開するブリヂストンゴルフを例に、ツアープロのクラブ選びを見てみよう。
配信日時: 2018年11月15日 02時59分
プロが『TOUR B JGR』を選ぶ理由は
”安定した弾道”にあり
「ドライバーを替えたことでショットが安定し、ミスショットでの飛距離ロスも少なくなった。今回の林間コースは高い操作性、安定性が要求される中で『TOUR B JGR』ドライバーの性能が22アンダーというスコアにつながった」(クーチャー)
安定した弾道とミスヒットに強い『TOUR B JGR』で、難コースとして知られる「エル・カマレオンGC」を攻略したクーチャー。数年ぶりのドライバー変更がもたらした、40歳でのツアー優勝である。
他にも、女子ツアー屈指の飛ばし屋として知られる渡邉彩香も『TOUR B JGR』を愛用。そもそも飛距離で他のプロを圧倒している渡邉彩香が選んだ理由はその飛距離性能だけではなく、曲がることの怖さを人一倍知っているからこその弾道安定性にあることがうかがえる。
計測器のデータをクラブ選びに生かす
しかし、自分のスピン量を知っていても、ツアープロでさえスイングや技術でそれを調整はできない。参考にした『TOUR B』なら、多すぎるスピン量を減らして飛ばしたいのであれば『TOUR B XD-3』ドライバーを選べば良いし、スピン量が適切なのであれば、安定したドローボールを易しく打つために『TOUR B JGR』ドライバーを選べば良い。
自分の打球のデータが気軽に取得できるようになった今、ツアープロのクラブ選びを参考にして自らに当てはめれば、クラブ選びでの迷いや失敗は大いに減らせるのである。