マルマン株式会社と07年米女子ツアー「コーニングクラシック」を制したトッププレーヤー、ヤング・キム（韓国）が総合クラブ使用契約を締結し、港区赤坂のANAインターコンチネンタルホテルにて会見を行った。ヤング・キムは昨年ファイナルQTを単独首位で通過。今季は米ツアーから主戦場を日本に移すことになっている。

　使用するドライバーは同社のフラッグシップブランドで高級クラブとして知られる「マジェスティ」ドライバー。同ブランドは韓国でも人気で、今回の契約に関してキムは「有名なマジェスティを使えることは光栄」と喜びのコメント。同社の代表取締役社長・大隅宏昭氏は「彼女の美しいフォームと力強いボール、そして上品な雰囲気がブランドイメージに合致した。当社のアイコン選手として最高の選手と契約できた」とこちらも喜びのコメントを寄せていた。

　フェアウェイウッドは「メガ・シャトル」、アイアンは「コンダクタープロ」、キャディバッグはオリジナルの「マジェスティ」の使用を予定している。なお、明日19日（金）発売の「メガ・シャトルアイアン」の使用も検討されている。

　このオフにフロリダでテストをし、自ら選んだ上記のクラブについて「自分に合ったクラブに出会えた事をうれしく思う」とコメントしたキム。新たな武器を手に入れ、日本ツアーに本格的に参戦する彼女、「あまり選手にプレッシャーをかけたくは無いですが、早い段階で勝って欲しい」という社長の期待に応えられるか注目したい。