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松山英樹のチームメイトは? 「プレジデンツカップ」に出場の24人が決定
プレジデンツカップの出場選手が決定した。
配信日時: 2024年9月4日 01時04分
9月26日にカナダで開幕する米国選抜と世界選抜の対抗戦「プレジデンツカップ」。キャプテン推薦メンバーが発表され、全選手が出そろった。
世界選抜チームでポイント上位ですでに選出されている6人は、松山英樹、イム・ソンジェ、トム・キム、アン・ビョンハン(いずれも韓国)、アダム・スコット(オーストラリア)、ジェイソン・デイ(オーストラリア)。丸山茂樹が副キャプテンとして帯同する。
そこにキャプテンを務めるマイク・ウィアー(カナダ)は、母国カナダのゴルフファンの熱狂を受けてコリー・コナーズ、テイラー・ペンリス、マッケンジー・ヒューズの3人のカナディアンを選出。さらにクリスティアン・ベゾイデンハウト(南アフリカ)、キム・シウー(韓国)、ミンウ―・リー(オーストラリア)の3人を加えた計6人を選んだ。
コナーズはポイント7位で、2022年に続く2度目の出場。勝利ナシに終わった前回のリベンジを目指す。ペンリスも前回大会では0勝だったが、今年は5月「ザ・CJカップ・バイロン・ネルソン」で初優勝と躍進し、「ツアー選手権」では14位だった。
ヒューズはプレジデンツカップ初出場となる。「カナダのゴルフファンは、20年近くもヒューズのプレーを追いかけてきた。母国でデビュー戦を飾るのは素晴らしい。プレッシャーのもと、落ち着いて正確なプレーができるのは大きな力となる」とウィアーは期待を込めた。
一方、米国選抜チームキャプテンのジム・フューリクはキーガン・ブラッドリー、サム・バーンズ、トニー・フィナウ、ブライアン・ハーマン、ラッセル・ヘンリー、マックス・ホーマの6人を選出した。
ブラッドリーはすでに副キャプテンの命を受けていたが、選手としてもチーム入り。滑り込みで出場したプレーオフ第2戦「BMW選手権」を制した。「キーガンを副キャプテンに任命したとき、彼がチームに入る可能性はあると思っていた。闘争心をモントリオールでも発揮してくれるに違いない」とフューリクは称賛した。
バーンズとフィナウは今季安定した成績を残し、ヘンリーはトップ10に7度入った。23年「全英オープン」覇者のハーマンは初出場となる。
ホーマは今季は振るわなかったが、「マックスは大きな舞台でベストなプレーができる選手。22年のプレジデンツカップ、23年ライダーカップでの活躍は素晴らしかった。彼の熱意はチームの大きな力になる」とフューリクはコメントした。
米国チームは年間王者で世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーを筆頭に、ザンダー・シャウフェレ、コリン・モリカワ、ウィンダム・クラーク、パトリック・キャントレー、サヒス・ティーガラが出場する。
1994年から始まったプレジデンツカップは15度目の開催。過去14大会では米国選抜が圧倒的な強さを見せ、世界選抜が勝利したのはオーストラリア開催だった98年の1度だけ。03年の南アフリカ大会では引き分けだった。(文・武川玲子=米国在住)
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