<ISPS HANDA スコティッシュ女子オープン 事前情報◇14日◇ダンドナルド・リンクス(スコットランド)◇6584ヤード・パー72>
7月「CPKC女子オープン」以来、3週間ぶりの出場となる西村優菜。その間は「ゆっくり過ごして、クラブも握らない日も多かった」とリフレッシュの時間に充てた。
「AIG女子オープン」(全英)の前哨戦でもある今大会では、「この試合ももちろん頑張りたいですし、全英に向けて様子を見たいというのもあるので、いい1週間にできたら」。メジャー今季最終戦への足がかりも築きたい一戦に、意気込みも十分だ。
さらに、クラブセッティングも「調整中」。6番ユーティリティを抜いて、5番アイアン(APEX Ai200)を“人生初”投入をする。リンクスの今大会、そして来週の全英女子オープンに向けての準備を進めている。 「新しく使うクラブがあるのでそれが楽しみ」。新兵器がどんな結果を生み出すのか、西村の注目ポイントの一つとなりそうだ。
初日はあいにくの雨予報。雨が降れば気温はぐっと下がり、手がかじかむほどの凍てつく風も吹くことから「寒いのは苦手」な西村にとってまさに“難コンディション”となる見込み。「寒さや風の強さでスイングテンポが狂ってしまったりするので、テンポは大事にしたい」と身構えた。
「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」で今季初の予選落ちして以降、さらに週末行きをを2度喫し、厳しい戦いを強いられている。「大変な天気だと思いますが、しっかり自分のテンポを見失わず、4日間戦えるように頑張りたいです」とまずは決勝進出を見据えた。