19日、米ブルームバーグ・ニュースが関係筋の話として、「LIVゴルフが来季以降のリーグ継続に必要な資金を確保できなければ、『破産』を申請する可能性を検討し始めた」と報じると、ロイターや米ゴルフダイジェスト誌もこれに追随した。
4月には、サウジアラビアの政府系ファンド「PIF」がLIVゴルフへの資金提供打ち切りを発表。その後、LIVゴルフの経営陣は新たな投資家探しを進めているが、一方で「8月下旬の2026年シーズン終了後にリーグが崩壊する可能性にも備えている」と伝えられた。
LIVのアドバイザーらは、日本の「民事再生法」に相当する「米国連邦破産法第11条」の適用を“最終手段”として視野に入れているという。
この報道を受け、LIVゴルフは声明を発表し、「リーグの長期的な発展につながる取引の実現に全力を注いでいる」とコメントした。
2022年のLIVゴルフ発足以来、PIFは50億ドル(約8000億円)を投じてきたとされる。LIVゴルフのCEO、スコット・オニール氏は、「自分の役割はリーグをビジネスとして成立させることであり、そのスケジュールが前倒しになったに過ぎない」と前向きな姿勢を示した。また、資金基盤の強化を図るため、新たに2人の取締役を迎え入れ、新体制で臨んでいる。(文・武川玲子=米国在住)
