LIVゴルフの存続が危ぶまれる中、ブライソン・デシャンボー(米国)が契約更新に際し、5億ドル(約795億円)を要求していると「ジ・アスレチック」が報じた。
今季メジャー初戦となる「マスターズ」に出場したデシャンボーは、トータル6オーバーと振るわず予選落ち。続くLIVゴルフの「メキシコシティ大会」では、3日目のラウンド中にグリーン周りのラフが剥がれベアグラウンドとなるなど、コースコンディションに苛立つ様子を見せた。ラウンド後は取材を拒否し、集まったファンの子どもたちへのサインにも応じなかった。最終日はラウンド開始前に「手首のケガ」を理由に棄権している。
2022年からLIVゴルフを主戦場としているデシャンボーだが、現在の契約は今年いっぱいで満了を迎える。
関係者によると、デシャンボーとチームメンバーは、マスターズ期間中、LIVゴルフを離脱した場合の選択肢について各団体と話し合いを行ったという。ブルックス・ケプカ(米国)がLIVゴルフを離れてPGAツアーに復帰した例もあり、再契約となる場合の条件は「最大で5億ドル(約797億)」と推定されている。
32歳のデシャンボーはYouTubeでも人気を集め、現在267万人のフォロワーを抱える。ケプカ不在の今、LIVゴルフにとって欠かせない存在とみられている。
デシャンボーはソーシャルメディアで「3日目のラウンドで手首に違和感を感じたので、ケガを悪化させないために大会から棄権を決めた。こんな形で終わらせたくなかったが、クラッシャーズの健闘を祈りたい。数日かけて検査をする予定で、しっかり直してLIVゴルフ・バージニア(5月7日開幕)での復帰を目指したい」と綴った。(文・武川玲子=米国在住)
