<ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 事前情報◇6日◇茨城GC西コース(茨城県)◇6718ヤード・パー72>
今年3月の「アクサレディス」でツアー通算4勝目を挙げた永峰咲希が、新たなアイアンとともに2020年の「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」に続く2つ目のメジャータイトル制覇へと歩みを進めていく。
新たにバッグに投入したのはタイトリストの『T250』。一見するとマッスルバックのようにも見える中空構造のアイアンだが、構えた時の印象はスッキリ。今年からクラブ契約フリーになったが、地元・宮崎で今季初勝利を挙げた時には“古巣”テーラーメイドの『P770』を引き続き愛用してきた。だが、先週の「NTTドコモビジネスレディス」から刷新。新たな武器を携えている。
このヘッドを使用するきっかけは、“副産物”といえるものだった。「動くものがよくて、最初はシャフトテストをお願いしたんです。その時についていたのがこのヘッド。顔も好みで『これもいいじゃん!』ってなり、それで使ってます。打ってみたらすごくよかった」。シャフトもバシッと決まり、さらにヘッドも…という、“一石二鳥”のテストになった。
これまで使用してきたものも中空アイアンで、好みにもハマった。「球が上がってくれますし、やさしさもあるなかで、アイアンらしい操作性もある」。昨年の「資生堂・JAL レディス」、そして今年のアクサと2勝をともにした信頼感バツグンのエースアイアンからの乗り換えと聞くと、その手応えのよさはさらに伝わってくる。
「ミスヒットした時も、(飛距離が)落ちすぎというところまでは落ちない。縦距離の管理はしやすいですね」。茨城GCの西コースは、“硬・速”の小さいグリーンが特徴。ショットの精度、さらに落としどころは、スコアメイクをするうえで必要不可欠な要素だ。
新たなヘッドを眺める表情も頼もしい。女子ツアーでも堀琴音ら複数の選手がテストをするなど、『T250』への注目度は上がっている。また今年から米女子ツアーを主戦場にする櫻井心那も実戦投入するなど、プロからの信頼も厚い。永峰にとってメジャー2勝目、そして目標に掲げる「複数回優勝」に近づくための“切り札”になるかもしれない。
