ALBA Net  ゴルフ

注目!
ツアー情報

地元・神戸から6年ぶり全英へ 安田祐香が“必勝パターン”の首位発進

安田祐香が地元で首位タイ発進。アマチュアだった2019年以来、2度目の全英へ視界良好だ。

所属 ライター
臼杵孝志 / Takashi Usuki

配信日時:2025年6月12日 18時16分

<宮里藍 サントリーレディス 初日◇12日◇六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫県)◇6558ヤード・パー72>

地元・神戸市出身の安田祐香が7バーディ・1ボギーの「66」で回り、優勝した4月の「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」以来となる首位スタートに成功した。

【写真】ボールがめり込んじゃった!

舞台の六甲国際GCは、自宅から車で約30分。ジュニア時代には週1回のペースでラウンドし、滝川二高在学中は同じ敷地内にあるパブリックコースで練習していた、まさに“ホームコース”だ。自然と気持ちも入る。

「地元でも家から一番近いトーナメント。今週はおばあちゃんも来てくれるし、いろんな方が来てくださる。いつも以上に頑張りたいです」

アマチュア時代も含めて7度目の出場で、自己最高位は初出場だった2018年の13位。プロ転向後は昨年の16位がベストフィニッシュだが、今年はツアー優勝を経て、成長した姿で地元に帰ってきた。「優勝してメンタル的に余裕ができた。いろんなことを試合で試すこともできる。今の目標は複数回優勝です」。

昨年9月の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」で念願の初優勝を果たし、今季もすでに1勝。新たな目標に掲げる年間複数回Vを地元で達成できれば、“ご褒美”もついてくる。

「出場権をもらえる試合は大きい。挑戦したいです」

優勝もしくは2位に入れば、海外メジャー「AIG女子オープン」(全英)の出場資格を自力で獲得できる。全英には渋野日向子が優勝した19年に出場し、59位に入った。その年は同じくメジャーの「エビアン選手権」にも出て、日本選手最上位の37位でローアマにも輝いた。

そのとき以来となるメジャーの舞台へ。今年の全英はリンクスコースのロイヤル・ポースコールGCでの開催。19年の全英は林間コースのウォーバンGCだっただけに、より一層モチベーションも高まる。

アマチュア時代にリンクスでのプレー経験はある。「めちゃ難しかった」と振り返るが、プロとしての経験を積み、確実にレベルアップしてきた。成長の証しを確かめるためにも、全英切符を手に入れたい。

「修正点はあるけど、パットは最後まで良かったし、全体的に満足できるラウンドでした。スコア的にも良かったと思います」

過去2勝はいずれも首位発進からの逃げ切りV。2度あることは3度ある。全英切符を全力で取りにいく。(文・臼杵孝志)

関連記事

この大会のニュース

JLPGAツアー 週間アクセスランキング


大会情報

  1. 国内女子
    開催中
  2. 米国男子
    速報中
  3. 米国男子
    速報中
    2025年7月10日 7月13日
    イスコ選手権
  4. 米国女子
    速報中
    2025年7月10日 7月13日
    アムンディ・エビアン選手権
  5. ステップ・アップ
    開催中
    2025年7月10日 7月12日
    ロイヤルメドウカップ
  6. DPワールド
    速報中
  7. DPワールド
    速報中
    2025年7月10日 7月13日
    イスコ選手権
  8. LIV GOLF
    開催前
    2025年7月11日 7月13日
    LIVゴルフ第10戦 at アンダルシア
  9. アマチュア・その他
    開催中

おすすめコンテンツ

関連サイト