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■相性がはっきり出るコース 大事なのは「ショットの上手さ」より「ゴルフの上手さ」
今大会は2010年から袖ヶ浦カンツリークラブ新袖コースに会場が変更。それ以降、鈴木が優勝するまでの8年間で勝利を挙げた日本勢は吉田弓美子のみ。海外勢が驚異的な強さを示していたが、この傾向を辻村氏はこう見ている。
「新袖コースはとてもトリッキー。ドッグレッグのホールが多く、打ち上げ、打ち下ろしも多々あります。木を上手く使った景観を含めて、ティショットでアライメントが取りづらい。それなのにグリーンは小さいから、その中で確実にフェアウェイをキープしないといけない。飛距離はそこまで必要としませんが、ショットの精度を生かす“ゴルフの上手さ”が問われるコースです。得意な人は毎年良い成績を出すし、ダメな人は本当にダメ」。
今回プレーオフまで進んだ3人のスイングには、ある共通点が見られるという。「3人ともゆったり振って、効率良く最大限の飛距離を出すタイプ。決して力任せに振ることがありません。だから、どんなシチュエーションでもリズム、タイミングが変わりづらい。特に鈴木さんは昨年までドローとフェードを打ち分けていましたが、今年は基本的にドロー一辺倒。そのため、昨年以上に1つのタイミングで打ちやすそうに見えます。また、ゆったり振っているということは曲がり幅も小さいということ。多少ミスしてもフェアウェイに残せるから、大ケガにつながらない。テレサさんは去年勝っていますし、ジエさんは過去に3連覇している。3人の特徴はこのコースに合っているといえます」。