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鈴木愛の「仕方ない」は決してネガティブではない【辻にぃ見聞】
鈴木愛の「仕方ない」は決してネガティブではない【辻にぃ見聞】
所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita
配信日時: 2018年6月18日 22時44分
これまでの優勝者を見ても、今大会2日目を終えて首位に立っていた李知姫(韓国)や、最終日にホールインワンを達成した吉田弓美子といった“ゆったり振って飛ばす”タイプのショットメーカーが多い。
■負けず嫌いの女王が口にした「仕方ない」という余裕 通算29勝キャディが見た鈴木愛
そんな鈴木のバッグを担いでいたのは森本真祐キャディ。過去にはアン・ソンジュ(韓国)、上田といった実力者たちを何度も優勝に導いた名参謀であり、今季は鈴木と組んで2戦2勝。親交のある辻村氏は、森本キャディから鈴木についてこんなことを聞いたという。
「全米女子オープン以来10日間ほどクラブを握っておらず、今週の火曜日から練習を再開したこともあって、勝てなかったとしても“今週は仕方ないですね”と言っていたそうです。あれほど負けず嫌いで誰よりも悔しさを露わにする鈴木さんが、です。とはいえ、私が思うにこれは本心ではないと思います。ただ、焦らずゆっくり調整していこう、と自分をコントロールする余裕を作るために発した言葉だと思うのです。それを加味した上での“仕方ない”。だから変な焦りもないし、多少曲げても落ち着いていられる。このコースでは冷静でいることがとても大事。その余裕をベテランキャディさんも評価していましたし、私も鈴木さんがもう一段階強くなったように感じます」
■悪癖が改善されつつある松田鈴英は将来的に楽しみな選手
最後に今大会で躍動した選手として、4位に入った松田鈴英をピックアップした。昨年のプロテストでは勝みなみ、新垣比菜といった“黄金世代”を抑えてトップ合格。その将来性をまじまじと感じたという。
■負けず嫌いの女王が口にした「仕方ない」という余裕 通算29勝キャディが見た鈴木愛
そんな鈴木のバッグを担いでいたのは森本真祐キャディ。過去にはアン・ソンジュ(韓国)、上田といった実力者たちを何度も優勝に導いた名参謀であり、今季は鈴木と組んで2戦2勝。親交のある辻村氏は、森本キャディから鈴木についてこんなことを聞いたという。
「全米女子オープン以来10日間ほどクラブを握っておらず、今週の火曜日から練習を再開したこともあって、勝てなかったとしても“今週は仕方ないですね”と言っていたそうです。あれほど負けず嫌いで誰よりも悔しさを露わにする鈴木さんが、です。とはいえ、私が思うにこれは本心ではないと思います。ただ、焦らずゆっくり調整していこう、と自分をコントロールする余裕を作るために発した言葉だと思うのです。それを加味した上での“仕方ない”。だから変な焦りもないし、多少曲げても落ち着いていられる。このコースでは冷静でいることがとても大事。その余裕をベテランキャディさんも評価していましたし、私も鈴木さんがもう一段階強くなったように感じます」
■悪癖が改善されつつある松田鈴英は将来的に楽しみな選手
最後に今大会で躍動した選手として、4位に入った松田鈴英をピックアップした。昨年のプロテストでは勝みなみ、新垣比菜といった“黄金世代”を抑えてトップ合格。その将来性をまじまじと感じたという。