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パット名手4人の助言で開眼 シード復帰を目指す脇元華が好発進

パット名手4人の助言で開眼 シード復帰を目指す脇元華が好発進

所属 ALBA Net編集部
小高 拓 / Hiromu Odaka

配信日時:2022年5月26日 18時28分

名手たちの助言で光明 パット改善の脇元華が好発進
名手たちの助言で光明 パット改善の脇元華が好発進 (撮影:鈴木祥)
リゾートトラストレディス 初日◇26日◇メイプルポイントゴルフクラブ(山梨県)◇6580ヤード・パー72>

昨季シード権を喪失した脇元華が、名手の助言を生かして元気を取り戻した。この日は5バーディ・2ボギーの「69」3アンダーで回り、首位と3打差の5位タイ。第1ラウンドで一桁順位は昨年9月の「ゴルフ5レディス」以来で、シード奪還に向けて好位置で滑り出した。

仲良し3人組? 朗らか笑顔でラウンドする脇元華【写真】

「ティショットでフェアウェイを大きくしていないし、パーオンできているので安定してしました。(寄せるのが難しい)外しちゃいけないところに打たないように心がけていた」とこの日を振り返った。日本プロキャディ協会会長でベテランキャディの森本真佑氏と初めてタッグを組んだことも支えになっているという。

脇元は2019年に初シードを獲得したが、2020-21シーズンは、賞金ランキング75位とわずか1シーズンでシード陥落。年末のQTファイナルステージは79位で、今季前半の出場権を手にすることはできなかった。「初めてゴルフが嫌いになりました」と12月いっぱい、ほとんどクラブを握らずゴルフから離れた。

調子を落とした要因はパッティングだった。「2年間、とにかくひどかった。1.5メートルが入らない。自分ではドン底までいきました」。実際、平均パット数(1ラウンドあたり)は19年シーズンは29.7255(18位)だったが、昨季は31.0088(91位)に落としていた。単純にパッティングだけで1ラウンド1打以上増えていたことになる。

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