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「感覚と結果が真逆だった」 薗田峻輔がドライバーの大不振を克服して、5年ぶりの首位スタート

「感覚と結果が真逆だった」 薗田峻輔がドライバーの大不振を克服して、5年ぶりの首位スタート

所属 ALBA Net
下村 耕平 / Kohei Shimomura

配信日時:2021年11月4日 17時12分

長いトンネルから抜け出しつつある薗田峻輔 顔に明るさが戻ってきた
長いトンネルから抜け出しつつある薗田峻輔 顔に明るさが戻ってきた (撮影:村上航)
マイナビABCチャンピオンシップ 初日◇4日◇ABCゴルフ倶楽部(兵庫県)◇7217ヤード・パー72>

ツアー通算2勝の薗田峻輔が7バーディ・ボギーなしの「65」で回り、7アンダーの単独トップで初日を終えた。薗田がトップに立ったのは、16年の「ダンロップスリクソン福島オープン」の初日以来、実に5年ぶりのことだ。

石川遼は先輩・薗田を撃破し「夢のような時間」【写真】

現在32歳の薗田は、石川遼の高校(杉並学院高)の2つ上の先輩として注目を集め、プロデビューからわずか5試合目の2010年「ミズノオープンよみうりクラシック」でツアー初優勝。13年には「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント」で2勝目を挙げて、順調にプロのキャリアを積み重ねていった。ところが、極度のドライバーの不振に悩まされ、11年守り続けてきた賞金シードを18年に失うことになる。

「自分の感覚と結果が全然真逆だった」と薗田は当時を振り返る。ダウンスイングでクラブが立って下りてきて、インパクトではフェースが開いてしまう。いわゆるスティープアンダーの動き。ひどい右プッシュばかり出て、ボールが真ん中に飛ばない。18年のフェアウェイキープ率は50%を割る数字だった。

18年12月のQTにも失敗し、19年のレギュラーツアーの出場試合数は、たったの3試合。そのすべてで予選落ちした。昨年から続く今シーズンも、レギュラーツアーは今大会が6試合目。すべて推薦での出場となっている。

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