<KPMG全米女子プロ選手権 3日目◇27日◇ヘイゼルティン・ナショナルGC(ミネソタ州)◇6760ヤード・パー72>
ネリー・コルダ(米国)は、4月の「シェブロン選手権」、6月の「全米女子オープン」に続く史上5人目となるメジャー3連勝の可能性を残した。
2アンダーの19位で迎えた前日に「68」をたたき出し、6位まで浮上。3日目は3バーディ・2ボギーの「71」という結果だったが、首位との差は6打から4打に縮まった。「パットをいくつか外してしまった」と、納得のラウンドとはいかなかったが、トータル7アンダー・6位タイという位置は、十分に逆転圏内だ。
今季ここまで9戦4勝。そのうちメジャーで2勝と驚異的な成績を残しているが、2021年に続く大会2勝目を挙げると、さらなる“高み”に到達する。ツアーの殿堂入りに必要な27ポイントのうち、ネリーは25ポイントを持って、この大会に入った。メジャー優勝なら2ポイントが加算されるため、晴れて条件を満たすことになる。24年に殿堂入りしたリディア・コ(ニュージーランド)に続く36人目の快挙目前というわけだ。
さらに、こんな称号も。優勝し賞金195万ドル(約3億1500万円)を上積みすると、通算2258万3693ドル(約36億3597万円)で生涯獲得賞金ランキングトップに立つアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)を抜くことになる。現在の通算2151万5247ドル(約34億6395万円)は、同2181万6686ドル(約35億1248万円)で2位につけるリディア・コ(ニュージーランド)に次ぐ3位。一気に“女帝超え”を果たすことにもなる。
史上30人目となる通算20勝目もかかるが、「天気に左右される。グリーンはかなり滑りやすいし。芝もあまり生えていない。短いパットもかなり難しい。これほど風が強いと、その影響やところどころで吹く突風も計算に入れなければいけない」と慎重な姿勢は崩さない。「私は常に優勝争いに加わりたい」。そんな絶えない野心を胸に、虎視眈々と頂点を狙う。
