惜敗でショックを受けたとはいえ、キジーアは翌2017年にメキシコのマヤコバで初優勝を挙げ、2018年には「ソニー・オープン・イン・ハワイ」でも勝利した。
だが、その後は勝利から遠ざかり、近年はスイングに入る以前にセットアップやポスチャーに迷いが生じて、「うまく構えられない」という現象に苦しんできた。
とりわけ今季は不調に陥り、レギュラーシーズンは18試合中10試合で予選落ち。プレーオフ・シリーズ進出を逃し、フェデックスカップ・ランキングは132位まで下降。なんとしてもランク125位以内に食い込み、来季のシード権を死守しなければと切羽詰まったキジーアは、自分の不調の最大の問題はメンタル面ではないかと考え、ある女性メンタルコーチを訪ねた。
そのメンタルコーチから受けた指導は、こんな内容だったそうだ。
「芝の上をはだしで歩き、大きな木をハグしなさい。そうすることで、大地や木々からパワーをもらうことができる」
