そして、西海岸シリーズ第2戦の「ファーマーズ・インシュランス・オープン」は、ケプカの復帰戦ということで、予選ラウンドのTV中継に急きょESPN局が名乗りを上げるなど、お祭り騒ぎになった。
ケプカの復帰に際して、PGAツアーは「リターニング・メンバー・プログラム」なる復帰プログラムを作成。ケプカには1年間のサスペンション(出場停止)を科すことなく、即復帰に近い特別待遇で迎え入れることを決めた。
それは、PGAツアーがそれほどケプカのカムバックを歓迎していることの表れであり、ケプカの復帰をきっかけにして、LIVゴルフ選手をもっと呼び戻そうという意思や意欲の表明でもあった。
「そのかいあって」と考えていいのだろう。パトリック・リード(米国)がLIVゴルフからの脱退を表明すると、PGAツアーからも声明が出され、リードは今年の秋からノンメンバーの資格で、2027年1月からは過去の優勝者の資格で、PGAツアーに復帰できることが伝えられた。
さらにPGAツアーは、リードが今年のDPワールド(欧州)ツアーの最終ポイントランキングでトップ10に入り、来季のPGAツアー出場資格を手に入れることができれば、過去の優勝者の資格より優先順位が高い形で復帰することも可能であると明言した。
LIVゴルフからPGAツアーへの返り咲きを望んだ選手は、ここ数カ月だけを見ても、ハドソン・スワフォード、パット・ペレス、ケビン・ナ(いずれも米国)、そしてケプカ、リードと、すでに5人を数え、この流れは今後、加速して行きそうな気配だ。
