<BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ 2日日◇5日◇宍戸ヒルズカントリークラブ 西コース(茨城県)◇予選=7431ヤード・パー70>
初シード獲得を狙う30歳・照屋佑唯智(てるや・ゆういち)が、2年ぶり2度目のこの大会で決勝ラウンド進出を決めた。22位から出たこの日は4バーディ・5ボギー・1ダブルボギーの「73」とスコアを落としたが、トータル3オーバー・37位タイで予選を通過した。
6時10分の2組目でスタートした照屋がプレーしている最中は、カットラインがトータル2オーバー前後。前半は3番から連続ボギーと苦しい滑り出しとなったが、5番から3連続バーディで取り返す。しかし8番でダブルボギーを喫し、後半も12番でボギー。16番では約10メートルの下りスライスラインを沈めて意地のバーディを奪ったが、上がり2ホールを連続ボギーとし、波のある一日となった。
「きょうはカットラインを意識しながらのプレーだったので、ボギーやダブルボギーは痛かったですけど、そこを堪えながら、耐えながら、やっていました」
この2日間は、パー3を除くすべてのホールで、ドライバーのティの高さを「5ミリないくらい」に設定。一般的には3センチ前後の高さがあるため、照屋のティを見ると、ほぼ地面。打つ“直ドラ”に近いスタイルを選択して挑んでいる。
舞台の宍戸ヒルズCC西コースは、タイトなレイアウトに加えラフは100ミリと深い。入れればパーオンが難しくなるだけに、「方向性重視」を徹底。「距離を捨ててでもフェアウェイキープ」を優先するために実践した。
ティを低くしてボールの下に空間を作らないことで、アッパー軌道を抑制する。球のつかまりも抑えられるため、「右にしか曲がらない」イメージで振れる。ミスの傾向が一辺倒で考えられることで、マネジメントのしやすさにもつながる。
弾道は低くなるものの、入射角はレベルからややダウンブローに近づき、スピン量が比較的増えることもある。この日の強風の状況では不利にもなり得たが、それでもフェアウェイキープ率は78.571%(11/14)を記録し、この日3番目にいい数字。2日間でも71.429%をマークし、狙い通りの安定感を見せた。
