<ヨネックスレディス 初日◇5日◇ヨネックスカントリークラブ(新潟県)◇6483ヤード・パー72>
マンデー(主催者推薦選考会)で出場権を手にした高校3年生のアマチュア・戸髙玲奈が「70」で回り、2アンダーで首位タイ発進を決めた。首位タイに7人が並ぶ大混戦の初日となったが、その中には戸髙が目標に挙げる木戸愛の名前も。木戸も戸髙を「推し」と話しており、相思相愛の2人による優勝争いを目指す。
1日(月)に行われたマンデーで「65」をマークし、2位に3打差のトップ通過を果たした戸髙が本戦でもいきなり首位に立った。「距離が伸びて、グリーンも硬く速くなっているので難しかったです」と4日前とコースの差を感じながらも、3バーディ・1ボギーと安定したプレーぶり。「1Wが良くてフェアウェイから打つことが多かったのでそれが良かったと思います」。アマチュアの初日首位は2016年「サマンサタバサ・ガールズコレクションレディース」の吉本ひかる以来10年ぶりの快挙だ。
172センチの長身から繰り出すドライバーショットはキャリー255ヤード。飛距離ではツアーでもほとんど負けることはない。この日も平均261.5ヤード(9位)をマークした。
ただ、飛ばし屋で知られる同い年のアマチュア・後藤あいにはかなわない様子。「昨年の『日本女子オープン』で同じ組だったんですけど、5~10ヤードの差がありました。自分の飛距離が消されちゃう感じがするので、一緒に回りたくないですね(笑)」。それだけ飛距離には自信があるということだろう。
目標に挙げる木戸とはツアー初出場だった2023年の「スタンレーレディスホンダ」の2日目に同じ組でプレーした。当時、戸髙は中学3年生。「緊張している自分にやさしく話しかけてくれて、私も愛さんのような人柄のプロになりたいと思いました」。さらに24年の「大東建託・いい部屋ネットレディス」でも2日間同組でプレー。今では連絡を取り合う間柄だという。
そんな戸髙の言葉を伝えると、木戸は「すごくいい子なんですよ。そんな気を使ってくれて」と照れ笑い。続けて「すごくいいゴルフをしていて有望だし、カッコ良くて、かわいくて、礼儀正しい、私の推しです」と称賛の言葉を並べた。
1か月後にプロテスト1次予選が控える戸髙は優勝すれば、プロテスト免除という状況にも「それは意識せずに、毎日アンダーパーで回るという目標に向けて頑張りたいと思っています」。一方の木戸は戸髙との優勝争いへ向けて「そんな最終日になるように私も頑張ります」。3度目の同組が今週、最終日最終組で実現するかもしれない。(文・田中宏治)
