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成田美寿々&鈴木愛に共通する、調子の良いときに勝てる強さ【辻にぃ見聞】
成田美寿々&鈴木愛に共通する、調子の良いときに勝てる強さ【辻にぃ見聞】
所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita
配信日時: 2018年6月26日 09時40分
国内女子ツアー前半戦最終戦となる「アース・モンダミンカップ」は、2日目に首位に立った成田美寿々がそのまま逃げ切り今季2勝目、そして節目となる通算10勝目で幕を閉じた。最後まで攻撃の手を緩めなかった渾身の逃げ切り勝ちを、上田桃子らを指導するプロコーチの辻村明志氏が語る。
【写真】青木瀬令奈と宝塚風のポーズをとる“遊び心”も
■クロスハンドにしたことで悪癖が改善 "遊び心”がハマった部分も
「アース・モンダミンカップ」は梅雨の時季に行われることが多い。今年も例外ではなく、初日、そして決勝ラウンドの2日間は雨の中でのプレーが求められた。その分、グリーンは重たくなっていた。これがかなり勝負に影響したと辻村氏は語る
「かなり湿っていて、ショートアイアン以下の番手で打つ場合、ほとんどの選手がスピンがかかり戻ってくるようなグリーンでした。手前から、というよりは奥からスピンで戻してくるというマネジメントが求められる。こういったコンディションは女子ツアーではあまりない」。これが成田に追い風になったと続ける。
「成田さんはアグレッシブに攻めるタイプで、ピンに突っ込んでいくのはお手の物。また、成田さんの基本的な持ち球はドローですが、フェードや抑えた球も打ち分けられる。そして普段からスピンコントロールをいろいろ試しているなど“遊び心”があるタイプ。だからこういった特殊な状況にもスムーズに対応できたのでしょう」
いざグリーンに乗せてからのパッティングは優勝した「宮里藍 サントリーレディス」から取り組んでいるクロスハンドが奏功していると辻村氏。
【写真】青木瀬令奈と宝塚風のポーズをとる“遊び心”も
■クロスハンドにしたことで悪癖が改善 "遊び心”がハマった部分も
「アース・モンダミンカップ」は梅雨の時季に行われることが多い。今年も例外ではなく、初日、そして決勝ラウンドの2日間は雨の中でのプレーが求められた。その分、グリーンは重たくなっていた。これがかなり勝負に影響したと辻村氏は語る
「かなり湿っていて、ショートアイアン以下の番手で打つ場合、ほとんどの選手がスピンがかかり戻ってくるようなグリーンでした。手前から、というよりは奥からスピンで戻してくるというマネジメントが求められる。こういったコンディションは女子ツアーではあまりない」。これが成田に追い風になったと続ける。
「成田さんはアグレッシブに攻めるタイプで、ピンに突っ込んでいくのはお手の物。また、成田さんの基本的な持ち球はドローですが、フェードや抑えた球も打ち分けられる。そして普段からスピンコントロールをいろいろ試しているなど“遊び心”があるタイプ。だからこういった特殊な状況にもスムーズに対応できたのでしょう」
いざグリーンに乗せてからのパッティングは優勝した「宮里藍 サントリーレディス」から取り組んでいるクロスハンドが奏功していると辻村氏。