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原英莉花が史上3人目の連覇へ好発進! 最難関ホールで価値あるバーディ

原英莉花が史上3人目の連覇へ好発進! 最難関ホールで価値あるバーディ

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2021年9月30日 17時41分

原英莉花 連覇に向けて 好発進
原英莉花 連覇に向けて 好発進 (撮影:岩本芳弘)
<日本女子オープン 初日◇30日◇烏山城カントリークラブ(栃木県)◇6550ヤード・パー71>

ディフェンディングチャンピオンが意地の好発進だ。原英莉花が途中苦しみながらも最難関ホールの17番でバーディを奪取。3アンダーとして首位と2打差の4位タイの好発進を決めた。

3人目の大会連覇へ 原英莉花のドライバースイング【連続写真】

「アイアンショットがいいだけに取りこぼしもあった」と伸ばせそうで伸ばしきれない展開で前半は1バーディのみ。後半に入っても10番で早々にバーディを奪ったものの、なかなかリズムに乗れない。14番で3つ目のバーディを奪ったが、15番ではパーパットが「ピッチマークで変な跳ね方をした」と決まらずボギー。口をとがらせる展開が続く。

そんなモヤモヤを吹き飛ばしたのが、この日平均スコア『4.471』で難易度1位の17番ホール。490ヤードとツアー最長のパー4だが、ドライバーをかっ飛ばしてフェアウェイセンターの残り178ヤード地点まで運ぶと、6番アイアンで右横6メートルに楽々2オン。「めっちゃフック」と簡単なパットではなかったがこれをねじ込んで右こぶしをギュッと握ると、続く難関の18番をパーで締めて納得の初日となった。

勝負どころで見せた最高のプレーに「17番でバーディを獲れたので、今は前向きな気持ちです」と白い歯を見せる。調子を取り戻したアイアンに加えて「ティショットが暴れた割にはまとめられた。手前ピンが多くて難しいところもあったが、しっかりパーセーブできた。自分ではミスというミスはなかった」とショートゲームも光って難セッティングでも崩れずに終わった。

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