プレーオフ初戦を勝ちきったデシャンボーの「マッド」なヒーロー物語
年間チャンピオンのタイトルと1,000万ドルのボーナスを奪い合うサバイバル戦「フェデックスカップ・プレーオフ」が今年も始まった。初戦の「ノーザン・トラスト」を制したのは“お騒がせ男”としても知られる24歳のスター候補ブライソン・デシャンボー。彼の強さの源泉とは?
配信日時: 2018年8月30日 09時35分
周囲を騒がせつつも成長を続けている「ヒーロー」
1 / 4
よく叫び、よく泣き、よく笑う。個性が強すぎるせいで批判されることもあるが、素顔はまだ24歳のナイスガイだ(写真:すべてGettyImages)
デシャンボーは1993年9月16日生まれの24歳。フェデックスカップランキングが1位になったことで、プレーオフの残り3戦の主役の一人になったことは間違いないが、プレーオフの最終戦でシーズンが終わるわけではない。プレーオフの次週・9月28日には米国対欧州の2年に一度の対抗戦、「ライダーカップ」が始まるのだ。
各チーム、12名のプロゴルファーが選出されるが、米チームは現在ラインキングで8人が選ばれ、副キャプテンになったタイガーのメンバー入りも確実視されている。残り3人となっているライガーカップメンバー。デシャンボーは、この残りの3人に入りたいという願望を隠していない。
タイガーは「デシャンボーはチームに必要」とコメントしているので、デシャンボーは選ばれるという見方が大半であるが最後まで油断はできない。「デルテクノロジーズ・チャンピオンシップ」後の9月3日、「BMWチャンピオンシップ」後の9月9日と段階的に追加メンバーが発表される。ライダーカップメンバーとなって、25歳の誕生日を迎えることができればデシャンボーにとって最高であろう。
ルールギリギリでも躊躇なく挑戦するデシャンボーのエネルギーは、少しでも上手くなりたい、強くなりたいという負けず嫌いから生まれていると分析する専門家がいる。強気な発言や、ときとして誤解を受ける態度なども、負けず嫌いな性格が原因なのかもしれない。しかし、そういう中で確実にゴルファーとしてもデシャンボーは成長している。そういうストーリーをリアルタイムで感じさせることは、過去を振り返ればヒーローたちの共通点だったりするのだ。
2018年の秋、まだまだデシャンボーから目が離せないのである。
各チーム、12名のプロゴルファーが選出されるが、米チームは現在ラインキングで8人が選ばれ、副キャプテンになったタイガーのメンバー入りも確実視されている。残り3人となっているライガーカップメンバー。デシャンボーは、この残りの3人に入りたいという願望を隠していない。
タイガーは「デシャンボーはチームに必要」とコメントしているので、デシャンボーは選ばれるという見方が大半であるが最後まで油断はできない。「デルテクノロジーズ・チャンピオンシップ」後の9月3日、「BMWチャンピオンシップ」後の9月9日と段階的に追加メンバーが発表される。ライダーカップメンバーとなって、25歳の誕生日を迎えることができればデシャンボーにとって最高であろう。
ルールギリギリでも躊躇なく挑戦するデシャンボーのエネルギーは、少しでも上手くなりたい、強くなりたいという負けず嫌いから生まれていると分析する専門家がいる。強気な発言や、ときとして誤解を受ける態度なども、負けず嫌いな性格が原因なのかもしれない。しかし、そういう中で確実にゴルファーとしてもデシャンボーは成長している。そういうストーリーをリアルタイムで感じさせることは、過去を振り返ればヒーローたちの共通点だったりするのだ。
2018年の秋、まだまだデシャンボーから目が離せないのである。