古江彩佳が『B3 SD』ドライバーで米女子ツアー初優勝! ハマるアマチュアも多い?
今シーズンから米国LPGAツアーに本格参戦している古江彩佳。開幕から安定した戦いを見せていたが、NEWモデル『B3 SD』ドライバーに変更して成績が向上。ルーキーイヤーでの初優勝を果たした <br><br>text by Kazuhiro Koyama photo by GettyImages,ブリヂストンゴルフ
配信日時: 2022年8月5日 09時00分
大きな寛容性で曲がらずに、キャリーで飛ばせるドライバー
この重量であれば、いわゆるプロやアスリート向けではなく、アベレージ層向けドライバーのカテゴリーに入るべきだろう。性能的にもボールが上がりやすく、つかまりやすいというアベレージ層向けの特性を持っている。トッププロである古江が使うのは、少し意外に感じられる仕様だ。
古江が『B3 SD』ドライバーを選んだ理由を推測するには、彼女のプレースタイルが参考になる。ドライバーショットのスピン量が少なめのショットメーカーで、パッティングの上手さがあり、インサイドワークに長けていて、勝負どころの集中力に冴えを見せるプレーヤー。この特徴は宮里藍を彷彿させる。
『B3 SD』は、一般的なプロモデルと比較するとややバックスピン量は多めになる。スピン量の少ないタイプである古江が使用することで、ボールが上がりやすく、安定したスピン量になるので、キャリーで飛距離を稼げるようになったようだ。実際、テスト当初から飛距離が伸びていたようで、試合でも安定感と許容性が増しているのが感じられた。
アメリカで戦うには、古江の強みであるショットのキレとパッティングの上手さで勝負していく必要がある。ティショットはどちらかと言えばウィークポイントと言えるだろう。その点を『B3 SD』ドライバーが、飛距離と安定感の両面でサポートしているようだ。
大型慣性モーメントを持つドライバーでありながら、ヘッド後方がストレッチされた扁平な形状ではなく、プロが扱いやすいバランスの整った形状をしている点も見逃せない。「カーボンモノコックボディ」を採用しながら、爽快な金属音を放つ打感や打音の良さもプロが愛用できる理由だろう。
『B3』シリーズは、取扱店限定モデルとなっている。同社のゴルファーズドックによって、ゴルファーのスイングを分析して、最適スペックを推奨するシステムを採用することで、よりパフォーマンスを向上できるというものだ。プレーヤーによっては、昨年発売された『B1』、『B2』ドライバーがマッチするゴルファーも多いはずだ。
古江のヘッドスピードは平均40m/s強で、一般的な男性ゴルファーに近い。かつて宮里藍が愛用した『V-iQ』がヒットしたように、『B3』シリーズがハマるアマチュアゴルファーは少なくないだろう。
大型慣性モーメントを持つドライバーでありながら、ヘッド後方がストレッチされた扁平な形状ではなく、プロが扱いやすいバランスの整った形状をしている点も見逃せない。「カーボンモノコックボディ」を採用しながら、爽快な金属音を放つ打感や打音の良さもプロが愛用できる理由だろう。
『B3』シリーズは、取扱店限定モデルとなっている。同社のゴルファーズドックによって、ゴルファーのスイングを分析して、最適スペックを推奨するシステムを採用することで、よりパフォーマンスを向上できるというものだ。プレーヤーによっては、昨年発売された『B1』、『B2』ドライバーがマッチするゴルファーも多いはずだ。
古江のヘッドスピードは平均40m/s強で、一般的な男性ゴルファーに近い。かつて宮里藍が愛用した『V-iQ』がヒットしたように、『B3』シリーズがハマるアマチュアゴルファーは少なくないだろう。