そんな暗闇から脱出の兆しが見えたのが、今年2月の「ウェイスト・マネジメント・フェニックスオープン」。3日目に10バーディを奪って自己ベストタイの「61」をマーク。首位タイに立ち、最終日最終組は約2年半ぶりだった。
翌週の「AT&T ペブルビーチ・プロアマ」で3位タイ、「アーノルド・パーマー招待」の4位タイ、「WGC-デル・テクノロジーズ・マッチプレー」で9位タイと、上位に顔を見せる回数が圧倒的に増えた。
「ようやく、ずっと欲しかった心の余裕が出てきたんだ」
18年「マスターズ」で最終日に9打差から「64」の猛追を見せたのを最後に、低迷期が始まったスピース。2シーズン連続でツアー選手権にも残れなかった。
“誤った打ち方で何万球も打ったら、取り戻すには同じ球数が必要だ”

